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No.12  11月28日 神奈川県・市川さんから
Question

 こんにちは。僕はWRCが好きで、最近自分でラリーに出たいと思っています。質問ですが、マシン紹介のトップページに書いてあるエンジン仕様のなかの、「ブローオフバルブを殺しているために・・・」という部分についてです。たしかに、WRCのビデオなどを見ていると、WRカーでもその音(笛のような音)がしていますが、あの音を出すにはどうすればいいのでしょうか? シロウト考えで真似したいなと思ってるんですが、教えていただけますでしょうか?

 また、ラリーを始めるにあたってマシンをどこまで改造すればいいのか、レギュレーションの内容が詳しく書かれているものがあるのか、を教えていただきたいのですが。

 
   ううむ、ラリーを始めたいという気持ちはうれしい。しかし、ブローオフバルブを殺すのはやめたほうがええ。
   あのヒューンというか、キョーンという音、カッコええのに・・・
   あの音を出すこと自体はカンタンで、ブローオフバルブに詰め物をして空気の通路を塞ぐだけでいい。しかし、これには弊害がある。
   ふうん、どんな弊害?
   空気の通路が塞がれると、マニホールド側からエアクリーナーに向かっての吹き返しがものすごく強くなるから、ブローバイガスと一緒に出てきたオイルとかがエアクリーナーまで吹き返されてしまう。それによってエアフロメーターにトラブルが起こりやすくなる。そうすると最悪の場合エンジンが壊れてしまう。だから、このトラブル対策が完璧にできないかぎり、ブローオフバルブをふさぐのは自殺行為ともいえる。
   単純にはいけへんのやね。
   2番目の質問についてやけど、改造には大きくわけて3種類あると思う。第一は安全装備、第二にマシン保護のためのガード類、そして第三に速くなるための改造や。
   なるほど。安全装備はどんなラリーに出るにも絶対に必要で、ロールバー、シートベルト、消火器といったところかな。ガード類はダートでクルマをダメージから守るための必需品やね。それがないと完走もでけへんわ。
 

 その2種類を装備したうえで、速く走るための装備として、ショックアブソーバー、LSD、ブッシュ類、クラッチなどを換えることになる。速く走るための装備は、出るラリーのレベルに応じてちがってくるから、今の段階ではなんとも言われへんね。
 

 改造が認められる範囲については、「JAF国内競技車両規則」(JAF発行・定価1500円)に書いてある。この本はJAFの地方本部でも売ってるし、郵送してもらうこともできるよ。
 

 自分で規則書を読むことも大事やけど、たぶん初めてやとわかりにくいと思う。どうせ、どこかチューニングショップでクルマを改造してもらうことになるんやから、そういう店で車両規則の大まかなところは教えてもらったらいい。
 

 その場合、もちろん、ラリーに実際に出場しているお客さんがいるような店に行ったほうがいいと思うよ。そういうところのほうが、規則についてもよく理解してるからね。
 

 それと、ラリー車は一般道を走るから、運輸省の保安基準に適合していなければならない、ということも知っておいてや。要は車検を通るクルマでないといかんということや。
   最初は国内のラリーから始めるしかないけど、どういうラリーなのかよく調べてから、出場する競技会を選んでね。というのも、今の日本では、「ラリー」と一口に言ってもいろんな種類があって、たとえば、SSがなくて秒単位の計算をする競技もある。特に「初心者向け」というのはそういうのが多いからね。
   FIAの規則でラリーが行われているところでは、「ラリー」というのはWRCと同じようにSSとリエゾンで構成されてるもんなんやけどね。
   日本ではそういうラリーはまだすごく少ないというのが現実やね。ラリー出場者が多いショップなら、どの競技会が「計算競技」で、どの競技会が「SS+リエゾン」かという情報も入手しやすいと思うよ。
 

 車両規則について付け加えると、今の日本のラリー車両規則は、WRCなどのFIA規則のラリー車両規則とは全然ちがう。だから、日本のラリー仕様にフル改造してしまったクルマは、海外のラリーには出られないと思っておいたほうがいい。
   逆に、現在のグループN規定に適合するように改造したクルマで日本のラリーに出場するには、少し変更を加えるだけですむわけでしょ?
   うん。でも、グループNにするには、ロールバーを取り付けるだけで相当なお金がかかるから、とりあえず国内のラリーに出場して練習するというのなら、まず国内車両規則に沿った安全装備をつけることから始めたほうがええやろう。
 

 日本の車両規則も海外と同じようにしてほしい、という声が大きくなってきてるから、数年後にはそういうふうになる可能性もあるでしょう?そういうときはどうするの?
   たとえもしそうなっても、「ハイ、今年からはこの規則です」といって突然去年のクルマが使えなくなるということはないよ。F1やWRCならともかく、少なくとも国内ラリーやダートラといった草の根のモータースポーツカテゴリーでは、車両規則が変わるときは何年か猶予期間が必ず与えられるはずや。だから、将来の規則変更を今から心配せんでもいいと思う。それに、どうしたって、モータースポーツの車両規則というのは、毎年少しずつ変わって行くモンや。
 

 そういえばそうやね。
   しかし、車両規則が変わること以前に、ガソリン代とかタイヤ代とかエントリーフィーとかの心配のほうが先やろな。練習したらガソリンも食うしタイヤも減る。クルマがいたんで修理代もかかる。脅かすようで悪いけど、「ラリーは貧乏の始まり」やで。改造したら覚悟をきめて、世界チャンピオンめざして頑張ってや!!
 
No.11  11月14日 京都府・森本さんから
Question

 ニシオガレージオリジナルパーツのリアウイング&トランクリッドについて質問なんですけど、リアウイングだけでは装着できないんですか? 二つ同時に装着しないとだめなんですか? 教えてください。 

 
 ご安心を。ニシオガレージ製リアウイングをノーマルのトランクリッドに装着することは可能です。ただし、 ノーマルのトランクにあいているボルト穴のうち4つだけを使って留めるので、残りのボルト穴は何らかの方法でふさぐ必要があります。

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