Q & A 2000

 

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Tip 1

 

No. 1

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No. 8-10

No. 11-12

No. 13-14

No.14  12月18日 宮崎県・ペンギンさんから
Question  西尾さんや北村さんを見ると、競技中や雑誌の写真の中でもほとんどサングラスをかけていらっしゃるようですが、普段もそうなんですか? あと、競技中と普段ではメガネも変えるんですか? 「この前はこれで勝てたから今度もこれにしよう」とか、「釣りに行くときはこれや!」とか。
 
   サングラスをかけるのは、紫外線から目を守るためや。やっぱりそれは必要なことやで。オゾンホールが大きくなって紫外線が強いオーストラリアでは、子供にもかけさせてるやろ。サングラスはいろいろ持ってるから、その時の気分や雰囲気に合わせて変えてるねん。ま、服装と同じやね。
   なんかオシャレな人の言うセリフみたい。(似合わん、という意味)
   ぼくは競技中はいつも同じメガネですよ、度つきの。明るさで色が変わるだけで、暗いところにいくと透き通っておりこうさんに見えるアレです。
   えっ!? ということは、JAFの表彰式のときにかけてたメガネ(Nishio Garage News 2000 Vol. 21参照)も、ホームページの人物紹介のところに出てる怖い写真のメガネ(Crews 2000参照)も、おんなじ?
   そう。普段プライベートで出かけるときには、ちょっと気分を変えて、コンタクトレンズをして別のサングラスをかけて行ったりするけど。
   それはどういうとき? 私たちはそのサングラスを見たことがあるのかな?
   いや、ないはずですよ。
   う〜ん、どういうときなのか知りたい。
   それは秘密ということにしときましょう。
   北村選手の「競技のときとはちがうサングラス姿」を目撃された方は、是非ニシオガレージホームページまで写真つきで通報してください。お礼にニシオガレージオリジナルステッカー(2001年に作る予定)を差し上げます
 
No.13  12月9日受信 石川県・Chisakoさんから
Question  

 ラリーというか、モータースポーツにもドーピング検査が導入されると聞きましたが、具体的に何か行われているのでしょうか?

 

 
   「JAFスポーツ」誌の2000年10月号で「ドーピング検査に関する規定」が公示され、11月号には「ドーピング検査について」という解説も出ていたので、ちょっとその内容をご紹介しましょう。
   ほんとに、国内モータースポーツではドーピング規定ができたばかり、ということやな。どんなことが書いてあるんや?
   まず、禁止薬物とその摂取方法については、IOC(国際オリンピック委員会)の定めたものをそのまま適用するとか。興奮剤(コーヒーに含まれるカフェインや、風邪薬に含まれるエフェドリンなど)、蛋白同化剤(いわゆるステロイドや、喘息の薬に含まれるサルブタモールなど)、利尿剤(減量に使われるフロセミドなど)、ペプチドホルモンおよび類似化合物(成長ホルモンや赤血球を増加させるエリスロポエチンなど)といったもの。たしかに、他のスポーツでは聞いたことがあるね。
   モータースポーツ特有のモノはないのか?
   当然、アルコールやマリファナは禁止やて。
   ま、それはドーピング以前の問題やな。
   そこで実際にこの規定をどう運用してるのかJAFモータースポーツ局に聞いてみたんやけど、まだ国内競技では検査したことはなくて、来年から国際格式のレースについて実施していく方針やて。WRCでは今年のスウェディッシュラリーで実施されたらしいけど、国内ラリーではまったくその予定はないみたい。
   何かの記事で読んだことがあるけど、クルマを使うというモータースポーツの性質上、生身の肉体で勝負する他のスポーツとはちがって、成績に占める人間の運動能力の役割というのはかなり低いと言われてるんや。たとえば、F1では成績に占める重要度は、クルマの性能が70%、ドライバーの腕は30%という説もある。陸上競技なんかは、人間の運動能力がほぼ100%成績に反映するけど、モータースポーツはこういうスポーツに比べてドーピングの効果がかなり低いわけや。それであまり重要視されていないのが実情やないかな?
   でも、全日本ラリーで「ドーピング」してる人、見たことあるよ。
   ホンマかいな?
   昔は夜中に走ったり、土曜の朝から日曜の朝まで24時間以上ラリーさせられたこともあったやん。そういうとき、スタート直前までぐっすり寝れるように、前の晩に睡眠薬とか飲んでる人、おったで。
   しかしそれは興奮剤の逆やろ?
   マレーシアやタイのラリーに出たときは、スタート前に食塩の錠剤を飲んだよ。すごく暑くて大量に汗をかくから、塩分補給にアイソトニックドリンクをラリー中に何リットルも飲むんやけど、それでもナトリウムが欠乏してきて頭痛や吐き気がしてくることがあるらしい。その予防ということで、食塩錠を何粒も飲むように勧められたわ。
   へえ〜。しかし食塩錠はいくらなんでもクスリとは言えんやろな。
   クスリらしきものを飲んだといえば99年の「ひえつき」やで。ほら、松木越えのSSスタートのすぐ近くの家の人が、私らが通りかかったときに「ガンバッテー!!」って言うてスタミナドリンク(リポビタンDみたいなもの)を20本ぐらいくれたやろ?
   そうそう。あのとき、奴田原に4秒負けてたから、「これを飲んで一気に逆転や!」って、2人で1本ずつ飲んだなあ。
   いや、2本ずつやで。もらってすぐ1本飲んで、SSスタート前にまたもう1本ずつ飲んだ。それで残りを全部SSスタート係のオフィシャルにあげて、スタートしたんやで。あそこで一気に4秒勝って追いついたということは、やっぱり興奮剤のドーピング効果があったんかなあ?
   ふん、そういう便利なクスリがあったら苦労せえへんわい。
   あんたの場合、何年か前は「逆ドーピング」してたよね。
   なんやそれは?
   1年間ぐらい、毎日ずっと鼻の治療薬を飲み続けてた頃、SSの途中で必ずといっていいぐらいドライビングミスをして、コースアウトしたりエンストしたりで、いつも「あれがなければ・・・」状態やったやん。
   そうやな、あの頃はSSが少なかったから、1回のミスが致命傷やった・・・
   それがあるときたまたま、クスリを飲み忘れてラリーに出たら、頭がスッキリしてガンガン走れるようになった。それで、「きっとあのクスリが悪かったんや」って言うてたやん。
   うん、あのクスリはそれきり飲むのをやめた。それで今はこのとおりちゃんと走れてる。鼻の調子は悪いけどね。
   最近ではニンニクドリンクが効いたね。ジュンくんが、「あの紫色の毒液のような」って気持ち悪がってたけど。
   あんなもん関係ないわい。知り合いに頼まれて買わされたから飲んでるだけや。
   ふうん。でも、あれを5日分ぐらい一気に飲んで走ったキロロは絶好調やったけど、ツイントライアルのときはあれがなくてユンケルを飲んだらイマイチやったやん。
   ふん、ワシはそんなもんに頼らんでも、いつもちゃんと走れるわい。
 

 ほお〜、しかし、もてぎのインプレッサミーティングのときは、あの毒液もユンケルも飲めへんかったら、予選ではスピンするし、同乗走行ではサンドトラップに飛び出すし、決勝は1周もせんとリタイヤ・・・やっぱり、ドーピングって効果あるんちゃう?

   いいや、ゼッタイに関係ない!!

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