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No.35 10月12日受信 愛知県・ともひろさんから
Question  お久しぶりです。早速ですが、先月の終わりに、4か月ぶりに練習に行きました。(ありがたいことに、仕事が山のようにあったので・・・) まともに走れればいいかな、ぐらいに思ってたんですが、いつも教えてもらっているお店の人に、「うまくなったね」と言われてしまいました。(タイムも結構よかった。)練習もしてないのに・・・。違うのは、いつもより冷静に操作できていたくらいですか。落ち着いて、丁寧に操作するようにしただけですが、それが大きかったのかな? 落ち着いていると、恐怖感等かなり薄れているのも事実です。その日は怖いとは全然思わなかったです。やはり、精神面の部分が大きいのでしょうか? 最後になりましたが、最終戦がんばってください。

 
   ともひろさんは、ずっと前に練習の方法について質問をくれた人やな。その後、忙しくて全然練習でけへんかったのに、久しぶりに走ったら、「うまくなった」て言われてビックリしたんやね。意外かもしれんけど、けっこうこういうことってあるんやで。練習ちゅうのは走るだけとちゃう、というか、ただ走るだけでは進歩せん、てオレがいつも言うのは、つまりこのことなんや。
   それを身をもって体験しはってんね。
   うん。これはイメージトレーニングの一種やな。ただ、ともひろさんの場合は、特にイメージトレーニングを意識的にしてたわけでもなくて、久しぶりに練習するから、「落ち着いて丁寧に走ろう」と思っただけや。でも、そういうイメージが頭にあったからこそ、そのとおりに走ろうと思って、走ることができた。
   なるほど。
   スキーが上達するときのこと考えてみ? スキー場に行って、インストラクターに習ったら、そのときは言われたとおりのことをして一瞬上手になるけど、それがホンマに身に着くのは、その後や。インストラクターに習ったことを、なんでそうしたらそれができるのか、理屈をよく理解しながら、そのイメージを浮かべて繰り返し頭の中で練習する。そうしたら、次にスキーに行ったときにも、それがちゃんとできるんや。ところが、インストラクターに習ってすぐにそれができたからといって、そのまま何も考えずに放っといてみ。次にスキーに行ってやってみたら、もうでけへんで。
   ふんふん、それはわかる気がするわ。私がスキーをやり出した頃、こんなもんは自転車と一緒で、滑ってるうちにカラダが自然に覚えるもんやと思って何も考えずに滑ってたら、全然上達せんかったもんな。ところが、アルペンスキーのワールドカップをときどきテレビで見るうちに興味がわいて、ビデオを借りたり本を読んだりして研究したら、急に上達した。次に行ったときは、こういうふうに練習してみようって、行く前にいろいろ考えて頭にイメージをふくらませてたからやろね?
   うむ、そのとおり。
   そういえば、クルマの運転が上達していったときも、練習に行って帰って来てから次に練習に行くまでに、今回はこうしたらこうなった、次はどういうふうにやってみようか、って、いつも次の練習ですることを考えてたな・・・
   何事も進歩するにはそれが大事や。上達のために必要なのは練習をしない時間、とでも言うべきかな。練習してない時間をどう過ごすかが重要になる。・・・それで、ワシは釣りに行くんや。
   はあ?
   釣りをしながらクルマのことをいろいろ考えてるんやで。この時間が大事なんや。
   ん〜、まあ、一応理解いたしましょう。ところで、ともひろさんは、今回の練習で、精神的なものも大事やっていうことも体験しはってんね。
   そうやな。落ち着いて走ったら、怖いと思えへんかった、というのは、走ることに集中してたからやろう。あれこれ余計なこと考えたら、誰でも怖くなる。そんなこと考えずに、「とにかく落ち着いて丁寧に操作しよう」と思ってそのことだけ考えたら、雑念がなくなって運転することに集中できた。「怖い」なんてこと考える余裕もないぐらいにね。
   私らでもそうやもんね。必死になってるときは怖いと思うヒマもないけど、ふと気がそれていろいろ想像したら、どんどん怖くなる。
   ワシらは全日本ラリーに出てる中では、とくに怖がりの部類やからな。
   最近は意識的に気持ちを集中させて、怖いと感じるのを予防できるけど、以前はなかなかそうはいかんかったね。それに、そういう気持ちって自然に相手に伝わるというか、怖いと思うときは、ほぼまちがいなく二人そろってビビッてるやろ。そんなときは、かいもく走られへんかったなあ。
   そうやな。そういうコントロールがほぼ完全にできるようになったのは、ここ2〜3年のことかな?
   うんうん。
   ともひろさんは今回大事なことを二つ体験したわけや。それを、「たぶんこういうことかな?」と自分で気がついた。それって、大切なことやで。いつも意識してたら、ときどきハッと気がつくことがある。「あれはこういうことやったんや!」ってな。自覚できたら、それはほぼまちがいなく自分のものになるやろう。
   意識してなかったら、永久に気がつけへんかもしれへんね。
   うん、せやから、やっぱりいつもそのことを考えてるのが大事なんや。練習してないときも、考えて、意識してれば、いろんなことに気がつく。そういうことの積み重ねや。というか、進歩するには、それを積み重ねるしかない。何も考えんとただ猿のように走ってても、進歩はせえへんのやで。
   そういえば、練習に行って、意地になって何も考えんと走りまくってる人のことを、「猿になっとる」って言うなあ。 あれっ、でも、誰かもときどきそうなってるで!
   誰や?!
   鎌田さん(Bクラスチャンプ)が、「ユージロウ・スピリッツ」っていうなんとなくカッコよさそうな言い方をしてくれてるけど、これって、「猿になっとる」っていう意味やろ?
   それはちがうがな! 「ユージロウ・スピリッツ」というのは、自分が納得いくまでとことん走る、ていう意味や。猿とはちがう!
   状況を思い浮かべたら、なんか同じように思えるけど・・・
   ちゃうちゃう、全然ちゃう! あのな、オレが300万円もするクルマに乗ってるのに、原くん(ダートラAIクラスチャンプ)が軽四でオレよりもええタイムで走りよるねん。それはおかしいやろ? 高いクルマのほうが安いクルマより速いはずやのに、これでは理屈に合わん。それで、理にかなった結果を出そうと努力してるだけや。
   でも、スタッドレスで磨き上げたテラテラのアイスバーンをスタッドレスで走ったら、もうパワーは関係なくて、クルマが軽いほうが速く走れるというのは理にかなってると思うけど。あれだけ車重がちがったら、どうしたって無理やで・・・。
   その話はもうええ。とにかく、ともひろさんはいろんなことに気がついてよかった。これからも頑張ってや! ワシらも、最終戦は、ともひろさんみたいに「落ち着いて」走ろうや。というか、「とにかくベストを尽くそう、あとはなるようになる」って考えたら、気 が落ち着いてきた。そうしたら、クルマのセッティングもいい方向に進みだしたんや。ええ感じやで。
   私もそう。こんな気持ちのまま、最後まで走れたらいいなあ。
   それをコントロールするのがプロや。でも、エラそうなこと言うて、なかなか難しいんやな、これが。
 
No.34 10月4日 石川県・Chisakoさんから
Message  先日、全日本ジムカーナを見てきました。入場券は、1日券と2日通し券があったのですが、そこで全日本ラリーについて一つ疑問がわきました。昨年の京都ラリーは、1日目に入場料を払って、1日目を見に来た人は2日目は無料だったような気がします。ところが、今年の京都ラリーでは、2日間とも入場料を取られました。同じラリーで同じ場所を公開しているのに、おかしいのでは? といっても、実は、昨年はそんなふうな説明が会場のスピーカーから聞こえてきたような気がするだけで、気のせいかもしれません。ま、どちらにしても、見たいときはお金を払って見てますが・・・。ラリーも2日開催なら、2日間通しの入場券を作ってくれるといいのにな、と思いました。
 
   これに関して、主催の「マッコーレラリースピリッツ」代表・佐竹光男氏に聞いてみたら、次のようなお返事でした。
  佐竹氏  昨年の場内アナウンスの件ですが、アナウンス担当者が事情もわからずに言ったらしく、お客様には大変ご迷惑をおかけしました。当日入口で事情を説明し、ご了承いただきました。
 入場料の1000円の内訳は、約620円が傷害保険料(通院、入院付き)、300円がプログラム代、他に現地までの地図代です。昨年も今年もチケットを作らず、入口で現金1000円と引き換えに入場していただきました。これは、入場料をできるだけ安くして、できるだけたくさんの人に見に来てもらいたい、という意図からです。チケットの販売を業者に委託することも考えていろいろあたってみましたが、税金問題など事務的なことが発生し断念しました。また、業者に販売を委託すれば、事務手続き費用なども価格に反映されるので、同じ内容でもチケットが2500円位になってしまいます。そのため、昨年も今年も、入口で入場料をいただく形を取りました。
   今の全日本ラリーは、とにかくできるだけたくさんの人にまず見てもらうことが大事やから、やっぱり入場料は安いほうがいいよね。業者に販売を委託してもチケットをうんと安くできるぐらい、他からの収入(イベントスポンサーからの協賛金とか)がたっぷりあれば言うことないんやけど・・・。早くそういう時代にしていきたいね!
   京都ラリーの観客数が、去年も今年も、全日本ラリーシリーズの中でダントツに多かっのは、都会に近いという地理的な要因が大きいとは思うけど、「入場料を下げてでも、とにかくできるだけたくさんの人に見てもらいたい」という主催側の姿勢もじわっと効いてるで。これからも頑張ってや。ワシのカッコよさも、できるだけたくさんの人に知ってほしいしな。実物は写真よりもずっとエエで。
   ふーん。あえて反論はしませんので、今の言葉がホントなのかウソなのか、皆さん、是非、ご自分の目で確かめに来てください。
 
No.33 9月23日 兵庫県宝塚市・てるーさんから
Question

 先日のラリー(kiroro)お疲れさまでした。残念な結果ですが、次回がんばってください。応援行きますので!! それで、「ハイランドマスターズ」って、どのあたりを走るんですか??

 それと、ひとつ教えていただきたいことが。9月9日に私はジムカーナデビューし、次回は12月です。車はインプレッサのSTi Ver. 6です。RAのラリーベース車の硬めの足なのに、ロールが気になります(そんなにはひどくないのですが)。足回りを変更するのが一番早いと思いますが、金銭面の問題があるので、もっと手軽にできる方法ってないでしょうか? スタビライザを換えるのも、ひとつの手だと思うのですが、硬めにすればいいってものでもないんですよね、バランスの問題もあるし・・・。「自分の腕次第」という返事が一番辛いですけど・・・。

 
   まず、ハイランドマスターズについては、主催の松本カースポーツクラブ(MCSC)のホームページをご覧ください。ラリーのスタート地点、サービス地点、ギャラリーステージなどの情報と地図が載ってます。ギャラリーステージは、10月20日(土)の午前11時半から午後3時半ごろだそうです。詳しくは、てづな石油(0577-78-1566)まで。ついでに言えば、この時期は、ちょうどこのあたりの紅葉が見ごろで、乗鞍や北アルプスは雪化粧してるし、お天気さえ良ければすっごくキレイですよ。
   クルマのほうやけど、スタビライザはもともとかなり太いのが入ってるから、それ以上太くするのはやめたほうがいい。ワシがサーキット走行するときでも、スタビはスタンダード並の太さのものしか使ってない。それ以上太くすると、ロードホールディングが悪くなるからね。路面のデコボコで跳ねたりする。スタビよりも、ショックとスプリングを換えるほうがええな。
   クルマのセッティングやドライビングについて、具体的な質問、初歩的な質問、どしどしお寄せください。西尾雄次郎が責任を持って答えます。
   おう、答えの内容には責任もつけど、その結果については自分の責任やぞ。

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