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No.97  12月11日受信 大阪府・上田裕之さんから
Question  初めまして。いつも楽しくWEBページを拝見させていただいてます。PDを見て、「和泉ナンバーのインプレッサが載ってる、しかもごっついカッコええ」というところから、西尾さんに見事はまってしまいました。今のところ競技の経験はまったくないのですが、ファーストステップとしてVitzチャレンジに参加したいと考え、意を決してクルマを購入しました。そこで是非とも西尾さんにご面倒を見ていただきたいと考えているのですが、Vitzのようなスバル車以外でも大丈夫なんでしょうか? 教えてください。
 
 もちろん大丈夫やで。
   Vitzチャレンジは「世界のラリー」と同じ方式やから、これからラリーをしようという人にはオススメやわ。
   そうや。あの忌まわしい「ラリコン」もいらんしな。パソコンはオレでも使えるけど、ラリコンの使い方は、自慢やないけどオレはまったく知らんぞ。
   まあ、そういうラリーなんで、ニシオガレージまで来てもらえたら、出場準備や規則のことも、いろいろ教えてもらえます。
   それって、オレが教えるんか?
   そらそうや。ラリコンがいらんねんから、それ以外のことやったらアンタでじゅうぶんやろ。
   オレは規則は無理やで。いつもコドライバーの言うとおりに動いてるだけで、言われたら「はあ、そうか」と思うけど、人に説明するとなると、ちょっとなあ・・・。
   とまあ、こういう人でもできるぐらい、「世界のラリー」方式のラリーはカンタンなんです。
   なんや、人をダシに使いやがって・・・
   ラリコン不要の初心者向けイベントが、今のところVitzチャレンジ以外にはほとんどない、というのが残念やけどねえ。スバルもプレオとかサンバーでやってくれへんかなあ?
   おい、サンバーはないやろ。
   そうか? ロールバーもカンタン・安上がりに出来そうやし、スペアタイヤ積んだりするのにも便利そうで、ええと思うけど。
   本気か、こいつ?
   規則については、Vitzチャレンジ主催側が参加希望者向けの講習会をしてくれるから、それに出ればまず大丈夫やとは思うけどね。もちろん、アベレージ走行ゲームのややこしい計算を教える類の「ラリー講習会」とは全然ちがうので、ご安心を。そうや、その講習会、アンタも一緒に行ったら?
   そこまで言うか?
   初心に帰るというのは大事なことやで。
   ふん、エラそうに。これからラリーを始めようという人は、何よりもまず、一緒にいて気分のいい人とコンビを組むということが重要やで、とワシは言うてやりたいわ。
   そう、私たちみたいにね!
   ・・・(吐息のみ)
 
No.96  12月8日受信 大阪府・匿名希望さんから
Question  最近、平成6年式のインプレッサWRX−Stiバージョンを買いました。インプレッサでドリフトに挑戦したいのです。そこで質問ですが、サイドブレーキを走行中に使用して大丈夫でしょうか? 私の車両はRAではないので、ドライバーコントロールセンターデフのダイヤルがついていません。センターデフをフリーにするには、デフの改造しかないのでしょうか? お忙しいと思いますが、返答よろしくお願いします。
 
 「サイドブレーキを走行中に引いて大丈夫でしょうか?」って、どういう意味や? サイドブレーキを走行中に引くからドリフトが始まるわけで、停まってるクルマで引いてもムダやろ。
   オマエ、なんでいつもそう単刀直入なんや? そういう答え方をすると、普通の人はバカにされたと思って怒るんやで。
   そうかて、停まってるときに引いても何も起これへんよ。
   ああもう! そんなこと、誰でも、聞かんでもわかってるわい! そういうイヤミなことは言うな。
   人がマジメに答えてるのに。でもとにかく、停まってるときに引いてもしょうがないんやから、「走行中に使用しても大丈夫」ですかと聞かれれば、答えは「大丈夫です」やで。
   うん。それで、もう一つの質問、「センターデフをフリーにするには、デフの改造しかないんでしょうか?」も、「そうです」やな。
   でも、センターデフをフリーにしなくても、ドリフトはできるよ。それに、サイドブレーキを使わなくてもドリフトできるし。
   それはそうなんやけど・・・
   サイドブレーキ引いてくるっと回るのは、ドリフトでなくて、ただリヤタイヤを滑らせてるだけやで。
   もう、いちいちそういうこと言わんでも・・・。この人は、それがしたいんや。それやったら、センターデフをフリーにして、サイドブレーキをキュッと引いたらできるねんから。
   そらそうやけど、でも、ホントのドリフトを、いずれはわかってほしいなあ。
   まあ、千里の道も一歩から、や。サイドブレーキで後輪を滑らせるのはドリフトの始まりと考えたらええ。実際、ドリフトをするときに、サイドブレーキで後輪を滑らせて「きっかけ」を作る、という方法もあるんやから。
   そうやね。他には、フェイントモーションを使ったり、リヤブレーキが前輪より早くロックするようにセッティングして、ブレーキングでリヤを滑らせる方法もあるし。
   うん、ドリフトの「きっかけ」というのは、クルマを意図的に不安定にする作業で、それにはいろんな方法があるということや。
   ずうっと昔、大学生のときに、友達から竹平素信さんの書いたラリードライビングテクニックの本を借りて読んだことがある。それには、「トップラリーストのタケチャンマン」は、「5つのドリフトテクニックを完璧にマスターしている」と書いてあった。
   ほう。
   5つのドリフトテクニックといっても、要は、5種類の「きっかけ」からそれぞれドリフトに持ち込む方法を説明しただけのことで、その5種類がサイドブレーキ、フェイント、リヤブレーキロック、アクセルオフ、シフトダウン、やったかな?
   やったかな?って、ワシに聞かれても、ワシはそんな本は読んだことないからな。それに、その当時のクルマは、いったいどういうクルマやったのかもようわからんし。
   FRでリヤにLSDの入ってるやつやろ、きっと。でもとにかく、その本を読んだときは、「すごい!」ってビックリしたけど、それから何年か後に自分でダートラをするようになったら、いつの間にかそういうことを自分がするようになってたことに気が付いて、またビックリした覚えがある。
   そういうのはダートで競技走行するうえでは基本の操作やからな。ちょっとマジメに練習したら、低速なダートラコースとか、広場にパイロンを立てたような安全な場所でなら、たいてい誰でも出来るようになるもんや。それを、エスケープゾーンのない林道で、そのコーナーの限界のスピードでできるようになるには、もちろん熟練が必要やけど。
   いろんな「きっかけ」を自由自在に使ってドリフトできるようになったら、走るのがもっと楽しくなるよ。匿名希望さんも頑張ってね。

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