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No.134-135

No.136

No.137-141
No.142-144
No.120  7月22日受信 北海道・ゆういちさんから
Question  ネコステ山岳ラリー制覇おめでとうございます!! スバルMSMで、西尾選手のコメントに「ロングSSで勝負」とありました。そして他の選手の方も同じ思いだったはずなのに、大差をつけてのフィニッシュ!! 今回、ロングSSで全開アタック以外に特別気をつけたこととかありますか?
 
 そう言えばそうやね。ロングSSは気を抜くとドカッと負けるし、うまくいけば一気にタイムを稼ぐこともできる。それはみんなわかってるから、「勝負はロングSS」ってみんな思ってたはずやのに、なんや知らんけどうまいこと私らがブッチ切ってしもたなあ。
   むふふ。
   タイヤがちょうどぴったり合ってたんやね。
   たしかにそれもあるけど、実はワシの深〜いヨミどおりになったということや。
   ほう、どんな?
   1回目のロングSSを全開で行くのはリスクが高い。そのうえ、そこで無事に走っていいタイムを出してしまったら、2回目のロングではみんなも必死になる。そこで勝とうとすると、これはかなりきつい。せやから、1回目はあんまり目立たんように、負けへん程度についていくという作戦にしたんや。
   ふんふん。
   1回目のタイムを見てみんなが、「ああ、こんなもんか」と安心したところで、2回目にマキシマムアタックをしてガツンと勝つ。その後はもうロングSSはないから、一気に挽回されることはないしね。
   な〜るほど。
   せやから、質問の答えとしては、全開アタック以外に気をつけたことといえば、1回目を走ったときに2回目の全開アタックに備えて路面状態やコースの状況をよく観察しておいた、ということかな。
   えらいカッコええこと言うてるけど、ホンマにそんな余裕あったんか?
   オマエ、ワシを誰やと思てんねん?実際にそうしたから、2回目はブッチ切れたんやないか。
   たしかに、そう言われればそうやけど・・・
   勝田くんは1回目から全開で行った結果そこらじゅうでぶつかってクルマがメチャクチャになった。あれでは2回目の作戦どころか、とりあえずクルマを走らせるだけで精一杯やったやろ。
   しかし、1回目に「そこそこ」走って予定どおり「そこそこ」のタイムやったからよかったけど、もしもそれでブチブチに負けてたら、どうなってたかな?
   ふん、ラリーはタラレバを言うても意味がないわい。結果がすべてよ、結果が!
   なんやえらい態度がデカいな。ま、たまにはええか。
 
No.119  7月21日受信 熊本県・坂田さんから
Question

 ネコステ山岳ラリーお疲れ様でした。そして優勝おめでとうございます。金曜日PM7時に仕事を切り上げ、熊本空港へ直行!なんとか飛行機に間に合い、無事到着、レンタカーで秩父に行って「西尾さん走り」を見ることができ、さらには優勝ということで、行った甲斐がありました。

 昨年インプレッサを買って以来、仕事が終わって家に帰るとニシオガレージホームページをチェックするのが日課になっています。ビデオはもう何回見たかわかりません。自分でもよく飽きないなと思います。2002年版はいつ出るのでしょうか?首を長〜くして待っています。

 西尾さんのビデオを見てラリーにハマッてしまいました。モータースポーツの経験はまったくないのですが、ラリーを始めたいと思っています。何から始めればよいのか、資金的にどれくらい必要なのか、アドバイスをいただければ幸いです。

 
 ええっ、熊本から飛行機に乗って見に来たって? それでスカやったら申し訳のうてホームページでこんなアホなこと言うてられへんかったとこや。釣りにも行かれへんし。
   釣りもできるし、アホなことも言うてられるし、ホンマ優勝したらええことばっかりやね。
   あのなあ、そういうことは心の中で黙って思っとくだけで、口には出すな。
   はいはい。で、坂田さんはラリーを始めたいということやから、まずクルマの用意から・・・
   うん、最初はロールバーを入れて、4点式シートベルトをつけて、ショックアブソーバーとスプリングを換えるぐらいでええんとちゃうか?
   ダートを走るにはアンダーガードとかのガード類がいるし、タイヤもダート用でないとムリやけど、ターマックラリーだけ出るんならガードは必要ないし、タイヤも一般ラジアルで走られへんことはないしね。
   練習してるうちに、あれをつければもうちょっと速くなる、とかいろいろ欲しいものが出てくるから、そのときは、フトコロ具合と上達の度合いを見て、順番に揃えていったらええ。
   サスを変えたらノーマルよりも踏ん張る。そこで、もうちょっとグリップするタイヤが欲しくなる。タイヤがグリップするとさらに踏ん張るから、こんどは体を支えてくれるバケットシートが欲しくなる、というふうにね。
   かかるお金は、ウチのホームページとかStiのホームページを見て足し算したらええわ。それでだいたいわかるやろ。しかしサスをどういうのにするかは、信頼できるショップで相談したほうが結果的に安くつくから、まずそういうお店を見つけるのが先かな?
   で、いよいよ競技を実際に始めると、クルマの戦闘力をもっと上げたい、練習もしたい、しかしどっちもお金がかかる。どっちを先にしよう?と、これがけっこう悩ましいんやわ。
   しかも、練習すれば上達もするけど、それだけ部品の消耗も激しくなるからメンテナンス費用もかかる。競技会に出れば経験が積めるけど、それもやっぱりお金がかかる。際限なくお金があればいいけど、実際そんな人はなかなかおれへんから、優先順位を考えながらしんどいやりくりが始まるんや。
   そういうわけで、最低限の装備以外は、その人のやり方によってお金のかかり方は全然ちがってくるから、一概に「必要予算はこのくらい」というのは言われへんのですわ。
   そうそう。どっかのオバハンなんか、最初の改造費は4点式ロールバーとショックとスプリングの交換だけで15万円でおさめたらしいけど、なんか急に入れ込んでしもて、半年ほどで新車に買い換えて、毎日タンクが空になるまで走りまわって、試合に出まくって、しかもその新車で落ちたりひっくり返ったりしとったから、あれはだいぶかかったやろ、なあ。
   でも、タイヤは自分で新品を買うたのは2セットぐらいですんだよ。最初は腐ったようなタイヤでも何でもええからお古をもらってズルズルになるまで履いて、そうこうしてるうちにスポンサーがついたから。使うとこには使うけど、節約するとこはちゃんと節約してまっせ。
   へっ、運のええヤツや。だいたい、エラそうに節約ていうても、オマエの場合「焼け石に水」やんけ。
   しかし、ラリーやダートラって、ホンマ、割に合えへん趣味やわ。しょっちゅうぶつけるから、いつもボコボコのクルマに乗ってるやろ。クルマの中はたいていホコリだらけやから、いつも汚れてもいいような服着てるし。「そんな汚いクルマに乗って汚い格好するのにあんなにお金使うぐらいやったら、ゴルフしなさい」って、お母ちゃんによう言われたわ。ゴルフ三昧のほうが、よっぽど優雅でリッチな感じがするもんなあ。
   ゴルフ会員権て高いらしいけど、後でまた高く売れるんやろ? インプレッサのラリー車なんか、作るときはゴルフの会員権と同じぐらいかかっても、後で売れるどころか、解体屋にお金払って引き取ってもらわなあかんこともあるし。
   お金をバカバカかけてクルマをボロボロにしていくなんて、悲しい遊びやねえ。
   まあ、それでもオモロうてやめられへんかったから、ワシらはまだやってるわけやけど・・・
   たしかにそうや。で、何がそんなにオモロイのかというと、その説明もなかなか難しいので、それがどうしても知りたい人は、やっぱり一度自分でやってみてください。くれぐれも「焼け石」でヤケドなどしないよう、お気をつけて。

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