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No.133  11月7日受信 北海道・モンマユウヤさん(13歳)から
Question  こんにちわ★僕は将来ラリードライバーになりたい人間ですww. ラリーチームはどうやって結成したのですか? たくさんお金がかかるのかな? 大変そうですね。でも、走ってるとこの映像は本当楽しそうです!!! あと、スポンサーはどうやって決めたんですか? これがどうも気になります。1人では何もできませんしね。あと、メカニックとかもいるんでしょうか? チームスタッフとか?? それがわかれば僕も問題解決ができます。クルマはインプかエボです。それで、林道を駆け抜けるのをやってみたいし、コドライバーとも頑張って走ると、もっと面白そうです!!! いっつもいろんなHPを探しています。んでここが面白かったので。では、みなさん頑張ってください。
 
 オーストラリアにもこんなふうな子、おったなあ。パルクフェルメを出たところで話しかけてきて、ふんふんと聞いてたら、えんえんと自分の夢を語ってくれた子が・・・
   そういうたら、あんたオーストラリアでは小学生ぐらいの子供にえらい人気あったやん。身長が同じぐらいやから、同じぐらいの年のような気がして話しかけやすいんやろ、ククッ・・・
   フン。でも、そういう子供が将来のラリー界を背負ってくれるかもしれへんから、きちんと相手をして大事に育てていかんと。ディーン=ヘリッジもそんな子供の一人やったんやろ。
   ヘリッジか、懐かしいな。パースで生まれてWRCを見て育ったから、子供のときからずっとラリードライバーになりたかった、って言うてたな。あのときはワシが勝ったけど、あれからどれぐらい成長したかなあ? また勝負したいもんや。
   ユウヤくんも、そんなふうになってくれたらいいねえ。
   うん、しかし、ここに書いてあるようなことは、最初からはでけへんで。
   そうやなあ。スポンサーとかチームとかは、ほとんどプロみたいになってからの話や。そこまで行くのがタイヘンなんやし、たいていはそこまで行かれへんうちに終わるんやから。
   最初は自分でクルマを買って、自分でお金を払ってお店でクルマを作ってもらって、ラリーに出るときはヒマな友達が弁当持って手伝いに来てくれるだけでメカニックなし、というような状態で始めるのが普通やな。
   それでいい成績を残せれば、次のステップに進むチャンスが出てくる。たとえば、大きなイベントのときにタイヤメーカーが試験的にタイヤを提供してくれるとかね。
   それをもらったときにいい結果を出すと、「ほなら次の試合も」となって、くれる機会や本数が増える。続けていい結果が出れば、他にも注目してくれる会社が出てきて、製品を提供してくれるようになる、という具合や。
   最初はそんなふうに消耗品を提供してくれるというところから始まることが多いね。
   そういう会社の期待に応えるような成績をあげて、ドライバーとしてのウデや人柄が信用されるようになると、もっと積極的に支援してくれるようになる。たとえば、その企業で作ってるモノだけでなく、活動資金も提供してくれるとかね。いわゆる契約金やな。
   そのお金で、それまでは高価で手の出なかったチューニングをすることができれば、クルマが速くなって成績も上がる。練習したくてもガソリン代がなかった人は、それをガソリン代にまわせばいいし、サービス体制が貧弱なためにリタイヤすることが多かったのなら、そのお金でメカニックを雇えばいい。
   そういうことが成績向上につながれば、スポンサーが増えて、契約金も増えるやろう。順調に行けばね。
   実際には、企業の販売戦略とか世の中の景気がかなり影響するから、成績がパッとしなくても大きいスポンサーがつく場合もあれば、成績が良くてもスポンサーが集まれへん場合もある。それが運ということかな?
   実績のないうちからビッグスポンサーに恵まれる運のいい人もいるね。でも、「運も実力のうち」とは言うけど、実力以上のスポンサーがついても、結局、長続きせえへんことが多いような気がするなあ。
   どっちにしても、ユウヤくんにとってはまだまだ先の話やね。
   でも、将来そうなりたいなら、今から準備すればいい。今からでもできることはあるんやから。
   たとえばどんな? カートをするとか?
   いや、そこまでせんでも、もっと基礎的なことでええよ。たとえば、スポーツをして体を鍛えておくことや。どんなスポーツでもいいけど、ラリーに特に必要なのは反射神経、動体視力、持久力やから、どうせするならこういうことを意識してしたほうがええやろな。
   そういえば、F1ドライバーの佐藤琢磨も、大学を中退して鈴鹿のレーシングスクールに入るまではまったくモータースポーツの経験はなくて、自転車競技を一生懸命やってたらしいね。自転車は反射神経、動体視力、持久力を鍛えるにはピッタリや。最初から意識して自転車を選んだのかな?
   さあ、詳しいことは知らんけど、佐藤琢磨は自分の目標がはっきりと自覚できて、「それを達成するには、今、自分は何をすればいいか」というのを考えて、そのとおりに実行していける人間らしいな。
   それって、何をするにも大事なことやわ。ジョージ=ドナルドソンも去年(2002年)のインプレッサミーティングで同じようなことを言うてたよ。
   そういうことを常に考えて努力していけば、夢はかなうやろう。
   ユウヤくんは北海道に住んでるから、冬はせっせとスキーしたらええんちゃう? 反射神経、動体視力、持久力、どれも鍛えられるよ。
   そやな、スキーはええで。必要な身体能力がつくという以外にも、スキーやスノーボードでターンする操作には、荷重移動やターンのきっかけというような、クルマの操作と共通してることが多いからな。
   ああ、うらやましい。北海道に住んでたら毎日スキーができるやん。2004年は全日本ラリーにスノーイベントがなくなって、冬の北海道に行く用事がなくなったのがホンマに残念やわ。
   何をフマジメなこと言うとるんや、情けない。夏に行けたらじゅうぶんやんけ。
   それは釣りができるからやろ? あんたのそのセリフもじゅうぶんフマジメやで。
   勝手に決めつけるな。だいたいワシは心を入れ替えて、スキーや釣りに行かんでも普段からマジメに体力づくりしてるんや。毎日、スクワット、腹筋、その他いろいろやってるで。オマエもちったあワシを見習ったらどうや?
   私かて腹筋とスクワットぐらいしてますわ。そのうえラジオ体操に縄跳びにスキップに横歩きに後ろ歩き、もう何でもやってまっせ。安心してお腹いっぱい食べるには、このぐらいのことはせんと。
   腹いっぱい食うためにやってるんか!? 何をするにも動機が不純なヤツや。
   そうかて、レーシングスーツを作るときに、「おなかが苦しいから、去年のよりウンcm出してください」とか言うの、いややもん。今の調子でいくと、こんどのレーシングスーツの採寸は、ちょっと楽しみやわ、ムフフ・・・
   食う量を人並みに減らしたら、それですむ話やけどなあ・・・

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