Results  2005 競技出場結果

ニシオガレージのお客様や、西尾雄次郎が主宰するJAF準加盟クラブ・クラックショットレーシングチームのクラブ員 などの活躍をご紹介していきます。

2006 2007 2008 2009 2010

 全日本ラリー選手権四輪駆動部門第5戦M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ<オープンクラス>


10月 22−23日 岐阜県高山市/雨、路面ヘビーウェット

 

松岡孝典・木村裕介インプレッサ、オープンクラス優勝

 

 全日本ラリー四駆部門の選手権対象外クラスで、全日本選手と同じコースを安く走って修行しようという計画も、ついに最終戦を迎えた。果たして松岡孝典・木村裕介コンビは、この計画を無事にまっとうできるだろうか?

 

  今回もいきなりSS2で左リヤを岩に、右リヤをガードレールにヒットし、大きなダメージを負った。さらに、自分でしている(はずの)日頃のメンテナンスが不十分だったことから、クルマがサービスに戻るたびに、やるべき仕事は目白押し。おかげで、サービスクルーはこの寒い日に寒いと感じるヒマもないほど。

 

 しかし、西尾雄次郎監督が北海道から助っ人・渡辺潤くんを呼んでおいたことが功を奏し、松岡号は完走を果たした。クルマはSS2以降、なんとか走っている程度でマトモな競技走行はできない ようだったが、それでもオープンクラスでは敵なしで、またもぶっちぎり優勝だ。

 

 表彰式で松岡は、「クルマのポテンシャルを引き出せるように頑張ります」、木村は、「来年は オープンクラスじゃないクラスで走りたいです」と、それぞれ抱負を語った。

 

 しかし、これを耳にした周囲のおじさんおばさんからは、「ポテンシャル(=潜在能力)を引き出す、というより、クルマがすでに備えている性能をきちんと発揮させる、というべきでは?」「(勝負がかかっているわけでもない)チャレンジクラスに出場するだけでもこんなに壊すのに、勝負を意識して普通のクラスになんか出たら、すぐにクルマがなくなる」などという辛口のコメントがちらほら・・・。

 

 まあ、来年どうするかは、これからじっくり二人で考えればいいでしょう。ひとまず、お疲れ様でした。

 

 


  全日本ジムカーナ選手権 第8戦 SUPER BATTLE in 長州


9月 25日 MINEサーキット特設コース(山口県)/晴れ、路面ドライ

 

関弘毅インテグラが全日本初の3位表彰台

2戦連続入賞でシリーズポイントも9位に

  第7戦鈴鹿ラウンドで全日本初入賞を果たし、「公開練習男」のニックネームを返上したばかりの関弘毅インテグラが、今回も堂々の走りでN2クラス3位に入り、安定した実力を証明した。

 MINEサーキットの一部にパイロンを使って設置されたコースで、関さんは1本目にパイロンタッチをやってしまったが、5秒のペナルティを除けば4位のタイム。以前なら、それでも2本目は考えすぎて自滅していたところ を、今回は2本目もきっちりタイムを出し、シリーズチャンプの松本敏選手を0.05秒差でかわして3位をもぎ取った。前戦の入賞経験が精神的に大きくプラスになっていることがうかがえる展開だった。

 2戦連続入賞の背景を関さんは次のように分析する。「第一に、西尾さんのアドバイスに従って、みんなから『なんでそんなことするの?』と言われながらも徹底的にフェイントの練習をしたこと。2つ目に、西尾さんが不調の原因をダンパーの劣化と見抜いて適切な処置をとってくださったこと。そして3つ目は、日頃から走りやメンタルに関してさまざまな相談に乗っていただいていたこと。」 さらに、本人はあげていないが、こんなふうに必ず現象とその原因を整理・分析することも、その成長に貢献してきただろう。

 フェイントを使って積極的にクルマを不安定な状態にしてコーナリングに持ち込む走りは、かつて関さんが最も苦手としていたものだが、今回はこんな報告が来た。「公式練習の1本目は、みんな『上手くリカバリしたな』くらいに思っていたようですが、公式練習の2本、本番の2本ともフェイントを使ってクリアしたので、意図してやったことがわかってもらえたと思います。あの区間の通過速度は僕が一番速いと思います。何せみんなが3→2に落としてクリアしてから、もう1回踏みなおすところを、3速のまま突っ込んでましたから。」

 イベント後も仕事でカンヅメ状態の関さんは、「早く華麗な“高速スラロームからのフェイント ターン”の映像を見ていただきたくて、うずうずしています(笑)」とメールに書き添えている。その映像は、西尾をはじめ彼を信じて応援していた仲間たちにとっても、等しく待ち遠しいものだろう。
 
 (写真に見える5人の選手の中央が関さん。ツッコミを入れてるのは4位の松本選手。今回は3位までの「台」がなく、6人が平に並ぶ表彰式だったのがちょっと残念とか?)

 

< 競技結果詳細(全車のタイム)はこちらで公開されています。>

 


 全日本ラリー選手権四輪駆動部門第4戦Kiroro Traverse Rally in Akaigawa <チャレンジクラス>


9月 17−18日 北海道余市郡赤井川村/曇り後雨、路面ドライ〜ヘビーウェット

 

松岡孝典・木村裕介インプレッサ、チャレンジクラス優勝

 

 第3戦ラリー北海道でコースアウトのあげく転倒し、全面板金が必要となった松岡インプレッサは、そのまま北海道に居残って修理を受け、第4戦直前に修復完了した。

 

 水曜日の晩に札幌のアウトライドで愛車と約2か月ぶりに対面した松岡くんは、その純白無垢の姿に「メッチャきれい!」と感激。この姿が損なわれないうちに、と写真を撮りまくっていたとか。(恐ろしい未来をすでに予感していた?)

 

 過去2か月を練習できずに過ごした松岡くんにとって、今回のラリー序盤はリハビリを兼ねた走行。やっと少しペースがわかってきたと思った矢先、SS6でインの草むらに隠れていたガードロープにヒットし、右ヘッドライトを割ってバンパーも破損、フロントフェンダーの一部をも失ってしまった。

 

 「ただ普通にインのラインを取っただけなのに、こんなことになるなんて」と動揺から立ち直れないまま走ったSS7はボロボロのタイムで、サービスに戻ってもほとんどボーゼン自失状態。しかし キビシイ西尾雄次郎監督は、「 レッキのやり方が甘かったということ」と、一言で片付けた。

 さらに追い討ちをかけるように、激しい雨でヘビーウェットになった路面でも、ウェット用タイヤを買う予算がなかった松岡くんはドライ用タイヤで走るしかない。Cクラストップからは天文学的に遅れ、すっかり意気消沈した彼はカントクに質問した。「ウェット路面をドライ用タイヤで走ったら、ウェット用に比べて通常はどれくらい遅れるもんなんですか?」

 名監督は答えていわく、「それはそのときの状況によって違うから、一概にどれくらいとは言われへん。キロ1秒ですむこともあれば2秒つくこともある。場合によってはキロ3秒、4秒、それ以上の差になることもある・・・」そう聞いた途端、松岡くんの顔はぱっと明るくなった。これまで出場したグラベルラリーはすべてドライだったという彼にとって、今回はかなり厳しい条件になってしまったが、これも1つの貴重な経験として自分の財産にしてほしいものだ。

 

 さてラリーの結果はといえば、最終SSスタート前のTCで木村くんがうっかり1分早くチェックインしてしまい1分のペナルティをくらったが、大勢には影響なく、松岡・木村組がチャレンジクラス優勝。普通はしないミスを不覚にもやってしまったことで、木村くんもいい教訓を得たし、そんな大失策を順位に影響しないときにしたことは幸運といえるかもしれない。

 最終戦ハイランドマスターズで、また少し成長した(であろう)二人に会えることを楽しみにしておきましょう。

 

 <写真は、右フロントフェンダーとバンパーが白ガムテープで完璧に?補修された松岡号 >

 


  北海道ダートトライアル選手権第10戦  ラナウェイ泥苦路ポリスダートトライアル


9月 18日 オートスポーツランドスナガワ(北海道)/雨後曇り、路面ウェット

 

林宏明ランサーが西尾の激励で?ブッチギリ優勝

シリーズチャンピオンも手中に

 

 ニシオガレージでクルマを作っているわけではないが、97年にスナガワで開催された全日本ダートラで西尾雄次郎の走りを見て感動し、それがきっかけでダートラを始めたという林宏明さんが、JAF北海道地区ダートトライアル選手権シリーズ最終戦で優勝、今季のチャンピオンを決めた。

 林さんは昨年11月にプラザ阪下で開催されたJAFカップのときに初めてニシオガレージを訪れて以来、長年の憧れであった西尾から直接アドバイスや褒め言葉をもらっては感激していたが、生来ビビリな性格のため、大竹公二インプレッサの度重なる大クラッシュの報を聞くたびに肝が縮むのか、北海道地区戦ではここ数戦やられっぱなしという状況が続いていたらしい。

 競技会前日の17日には小樽郊外のキロロリゾートで全日本ラリー四駆部門第4戦がスタートし、平林織部がいきなりSS1で右前のウィンドウとドアミラーを失った。ドアガラスのスペアを持ってきていなかった西尾は、地元サービスクルーの知人に車両(パーツ)の一時貸与を頼み、仕事で動けない所有者に代わってそのクルマを現地キロロまで運んで来てくれたのが林さんだった。

 

 その際、翌日の競技会で優勝すればチャンピオン獲得という林さんを西尾が叱咤激励したのは言うまでもない。 いわく、「西尾さん、プレッシャーに勝つ秘訣教えてくださいよ」「そんなもん、あるかい。自分を信じて攻めるしか無いやろ!」

 競技会当日の18日は朝から激しい雨。キロロではオリブがやっと調子を取り戻して好タイムを重ねている。ダートラの結果を心配した西尾が林さんに電話すると、1ヒート目は1位から2.5秒落ちの5位という。これはもうダメだ、と林さんをよく知るサービスクルーたちは思ったようたが、西尾は、「いけるいける、行かなあかん!」とあくまでも攻めの姿勢を強調した。これで前日の西尾の言葉を思い出した林さんは、「自分を信じて、何より満足できる走りがしたい。勝ち負けは二の次」という気持ちになったという。

 オリブが今季最高位の4位でラリーを終えようとする頃、スナガワから嬉しい知らせが入った。なんと林さんが2ヒート目で3秒以上もタイムを更新し、2位に1秒近くの差をつけてブッチギリ優勝を飾ったというのだ。この勝利で 2年ぶり2度目のシリーズチャンピオンも決定し、大団円の幕切れとなった。

 西尾に感謝の言葉を送ってきた林さんからのメールには、「今回の優勝は、前日にニシオガレージの皆さんに会えたことが励みになったと思います。これからもユージロウ&オータケ・スピリッツを会得できるよう精進します」と書き添えられていた。そういえば、相次ぐ大クラッシュですっかり調子を落としていた大竹公二インプレッサも、やっと最近になって復活の兆しが見え始めたところ。3週間後の全日本ダートラ選手権シリーズ最終戦では、大竹選手から林さんに嬉しい知らせを返してほしいものだ。  

 

 <ほかにもいろんな場面の写真があります→こちらでどうぞ >

 


  JMRC近畿 ジムカーナミドルシリーズ 第8戦


9月 18日 鈴鹿サーキット南コース(三重県)/快晴、路面ドライ

 

生田輝明インプレッサGC8が3位表彰台

ミドルシリーズ制覇も射程内に

  姫路シリーズのチャンピオン獲得を当初の目標にしたものの、N4クラスが成立しないため格上のミドルシリーズに参加する羽目になった生田輝明GC8。とはいえ、「一皮剥くぞ練習会」の成果か、すでにミドルシリーズでも表彰台のレギュラーになりつつある。

 本人が自分のブログで「得意技:パイロンタッチ、どアンダー、ど緊張」と書いているように、本番には決して強いタイプではない。それでも着実に3位以内を何度も取れるのだから、実力はじゅうぶんあると言えるだろう。

 この日も、第1ヒートは得意技のパイロンタッチこそしなかったが、脱輪で5秒のペナルティをくらった。しかし第2ヒートできっちりトップと0.5秒差の3位に入ってみせた。決して会心の出来ではなかったようだが、「気負いすることなく楽しく走れた」結果の表彰台には大満足、と言う。

 残り2戦の展開によってはシリーズチャンプも狙える位置につけている。ここまできたら、あとはベストを尽くすのみ。悔いのない戦いをしてもらいたい。

 <今回の写真は生田輝明さんのブログから転載しました。詳細レポートも載ってます。>

 


  全日本ジムカーナ選手権第7戦 OSCCスーパージムカーナ in Suzuka


9月 4日 鈴鹿サーキット南コース(三重県)/曇り、路面ドライ

 

関弘毅インテグラがついに汚名?返上

1/1000秒差で6位入賞は逃すも7位で初ポイントゲット

 

 公開練習では素晴らしいタイムを叩き出すものの、本番はなぜかダメダメになってしまうため、「公開練習男」というあだ名をつけられてしまった関弘毅さんが、9月4日の全日本ジムカーナ第7戦で、ついにそのありがたくないニックネームを返上した。

 今回は西尾雄次郎もサービスクルーとして現地に詰め、公開練習から本番までその走りを見届けた。公開練習ではいつもどおり、タイヤを温存しながらも4位という余裕の好タイム。その公開練習のビデオを数時間かけてチェックし、走りの欠点を発見したという関さんに、西尾はこう助言した。「何時間もビデオを観察してやっとわかったことを、本番でいきなり実行しようとするな。それよりも、自分を信じて自分の今の実力どおり走れば、必ず入賞できる。とにかく、何も考えずに走れ!」

 本番になると考えすぎる傾向のある関さんに、この夏、西尾は「サルのようにひたすら走る」という練習方法を提案し、関さんはマジメにそれを実行した。この日の本番、第1ヒートは10位、第2ヒートは7位と、初めて2本ともきっちり結果を残せたのは、その努力の成果と言えるだろう。しかも、第2ヒートは6位とわずか1000分の1秒差で、あと0.27秒で1位にも届くという大接戦だった。

 僅差で敗れたことは残念だが、「本番であの走りができるようになれば、もういつ勝ってもおかしくない」と西尾もひと安心。全日本ジムカーナN2クラスは今回もエントリーが30台もあり、シビアな戦いが続く。そのプレッシャーの中で実力を発揮し、しかも勝つことは並大抵ではないが、関さんは技術面でも精神面でもそれができるドライバーに成長しつつある。次のラウンドがとても楽しみだ。
 

<写真提供は生田輝明さんです。>

 


  近畿地区ダートトライアル選手権 第7戦 DIRT TRIAL OF KANSAI  2005-4


8月 7日 プラザ阪下(大阪府)/晴れ、路面ドライ

 

梅本雅信インプレッサが地区戦ダートラ初優勝!

 

  今年ジュニア戦からJAF近畿地区選手権にステップアップし、シリーズ第5戦で初出場ながら2位を獲得した梅本インプレッサ。しかし、さら なる向上をめざしてプラザ阪下で自主練習をしていた6月下旬のある暑い日、最後の最後に(暑さで集中力が切れたのか)、土手に正面から激突して、クルマはかなりのダメージを受けてしまった。

 

 修理は第6戦に間に合ったものの、このときは6位で、優勝者とは2秒以上の差があった。そして、2月に開幕したシリーズは、早くも8月はじめに最終戦を迎え たのだが、その最後のチャンスを逃さず、チャレンジ3戦目にして初優勝を成し遂げるとは。

 

 西尾雄次郎に結果を報告する本人も大喜びだったらしいが、それを聞く西尾ももちろん 、嬉しいことこの上なし。

 

 ただし最終戦には、普段 、優勝を分け合っている岡佐都史選手と吉村修選手が欠場していた 。とはいえ、その他のベテラン勢を抑えての優勝なのだから、じゅうぶん賞賛に値する。

 

 来年は、その二人に勝つことを目標に、豪快な走りにさらに磨きをかけていきましょう!

 

<梅本インプレッサの写真はすべて(トップページも含めて)sinさんのご提供です。>

 


  全日本ラリー選手権四輪駆動部門第3戦 Rally Hokkaido


7月 22−24日 北海道音更町・足寄町・陸別町など/晴れ、路面ドライ

 

松岡孝典・木村裕介組インプレッサ、2戦連続リタイヤ

 

 全日本ラリー選手権四駆部門と同じコースながらエントリーフィーは約半額の選手権対象外クラスで、関西人らしく経済効率の良い修行を続ける松岡孝典・木村裕介組。第3戦ラリー北海道は、選手権対象外クラスは設定されなかったが、SS総延長距離は250kmもあるので「費用対SS距離」を考えれば充分元は取れる(完走すれば)。というわけで、全日本選手権Cクラスにエントリーした。 

 

 しかし、あまり曲がっていない道が得意な(?)松岡といえども、「これだけの高速コースだと、どこでも全損になれる」という周囲の言葉にさすがにビビッたか、SS1のタイムは見るも無残。結局そのままリズムに乗れず、とうとう1日目の最終SSでコースからこぼれ落ちて裏返しになり、そこでリタイヤすることになった。

 

 とはいえ、一応高速SSも体験できたし、クルマは保険でいったんキレイになるし(第2戦までのキズはそのまま放置していた)、木村がボーナスで買ったというビデオカメラで初めて自分のインカー映像も記録できたし、今回もまあそれなりに得るところはあったと言えそう。

 第4戦キロロは気分一新、北海道の高速コースで松岡くんらしい走りが見られることを期待しましょう。

 


  全日本ラリー選手権四輪駆動部門第2戦MSCC東京ラリー<チャレンジクラス>


6月18−19日 福島県棚倉町/晴れ時々曇り、路面ドライ

 

松岡孝典・木村裕介組インプレッサ、惜しくも2連勝ならず

SS9でコースアウト、リタイヤ

 

 西尾雄次郎のアドバイスを受けながら全日本ラリー選手権四駆部門の選手権対象外クラスで経験を積む松岡・木村の関西人コンビが、第2戦MSCC東京ラリーでも同様に設定された「チャレンジ四駆クラス」に出場した。果たして今回も「攻めつつ完走する」ことができるかどうか・・・。

  SS1ではいきなりCクラスレギュラー陣をも押しのけて12位のタイムを出し、 さっそく西尾をハラハラさせた松岡くん。ところが、続くSS2はBクラス車やAクラス車にも負けて総合25位とあまりにも遅い。SS214kmもあるため、「前を走るAクラス車に追いついてしまったか、バーストしたのでは?」と、またもや西尾を心配させたが、SS3を終えて帰ってきた彼らは、「いえ、べつに何もありません、単に遅かったんです。」 がくっ。 

 まだまだコースによって出来不出来の差が激しいものの、とりあえず無事に走ってレグ1は総合17位で終了。Bクラストップの原口選手とAクラストップの平塚選手がすぐ上にいるので、Cクラスでは15位だ。チャレンジ四駆クラスの2位とはもう3分以上の差がついている。 

今回のラリーでは、レグ2はクラスに関わりなくレグ1の総合成績順で出走することになっているため、彼らの出走は17番目となる。土曜日夜に発表されたスタートリストを見たコドライバーの木村くんが、「ええっ、17番?! えらいこっちゃ、早よう松岡に知らせんと」と言うので、Cクラスに混じって走ることになったというニュースを伝えるのかと思いきや、「明日の朝はメッチャ早よう起きなあかん」ということが重大問題だったようだ。

翌朝、西尾に「今日の目標は総合15位や」と言われて元気よくスタートして行った2人は、最初のSS7で15位のタイムを出し、目標に一歩近づいた。しかしその頃、西尾はオリブ車リタイヤの知らせを受けて、修復のためにSS8出口へと向かっていた。そして、現地に到着してオリブ車を動けるようにした直後、通りかかったスウィーパー車から、松岡くんもSS9でコースアウトしていると告げられる。ただし、同じ場所でコースアウトしたもう1台は、立ち木に激突して全損に近い状態だったらしいが、松岡くんのクルマは「ぽそっと落ちてて無傷のようです、すぐに揚げてもらって自走してくるでしょう」という。そのとおりに、しばらくすると松岡車は新しいダメージもなく(ひえつきでガードレールに当てた古傷はそのままで)やってきた。あ〜、残念でした、ご苦労さん。

なかなかそういつもうまくはいかないのが世の常とはいえ、SS45km以上走ったし、クルマにダメージもないので、まあまあよかったというところ。この経験がきっと次に生きてくるでしょう。 

 


  JMRC近畿 ジムカーナミドルシリーズ第4戦 


6月 12日 姫路セントラルパーク第5駐車場(兵庫県)/晴れ、路面ドライ

 

生田輝明インプレッサ、3位表彰台にもちょっと不満・・・

宇野善雄インプレッサはついにPクラス優勝!

 

  5月8日の「一皮剥くぞ練習会」で総合ベストタイムを出し、「その走りが本番でもできれば勝てる」と言われた生田さんだったが、翌週行われたミドルシリーズ第3戦は惜しくも2位。そこで、第4戦こそは優勝 !!と勇躍姫路に乗り込んだのだが・・・

 

 昨年のシリーズチャンピオンが参戦していると聞いて、すぐに目標を「どこまで近いタイムで走れるか」に切り替えた。1本目はそのもくろみどおり2位につけたのだが、2本目は途中の270度ターンで少しタイムロスして以降、焦って自滅してしまったらしい。その結果、1人に抜かれて3位に。「メンタルの弱さが露呈してしまった」と反省しきり。

 

 しかし賞品の中で密かに狙っていたトースターをもらえたので(家のトースターが壊れたので買い換えようとしていた矢先)、表彰式では思わず奥さんに向かってガッツポーツをしてしまったとか。「きっと周りの人たちには意味のわからないリアクションだったでしょう ・・・」

(右の写真はその瞬間? 提供は志村敦さんです。)

 

 また、「一皮剥くぞ練習会」第4回まで皆勤賞だった宇野善雄インプレッサGDBも、今回はミドルシリーズ参加のため練習会を欠席し、姫路へ。第1戦と第2戦は連続2位で、今度こそ優勝と思われた第3戦はまさかの5位。しかし、練習会の講師を焦らせるほどの実力をもってすれば、もういつ優勝してもおかしくない 、と周囲が思っていたとおり、この第4戦で早くもそれを実現した。う〜ん、さすがです!

 


  近畿地区ダートトライアル選手権 第5戦  サンダースダートトライアル2005


6月 5日 コスモスパーク(京都府)/晴れ、路面ドライ

 

ジュニア戦からステップアップした梅本雅信インプレッサがN4クラス2位入賞!

 

  昨年はジュニアシリーズに参戦し、表彰台も何度か経験した梅本雅信さん。今年は3月に地元関西で行われた全日本戦に初挑戦して好感触を得たことで、地区選手権にステップアップすることにした。

 

 といっても仕事が忙しいのでシリーズ全戦出場はなかなかできず、今回が初めての参戦。N4クラスは出走台数7台と寂しかったが、ベテラン勢を押しのけて2位に入賞した。

 

 誰も通らない目いっぱいアウトのラインを豪快にドリフトしていくのが梅本さんの走り。西尾雄次郎好みではあるのだが、その西尾でも、「もうちょっと内側を通ったら、もっといいタイムが出るのになあ ・・・」と残念がる。しかし、西尾にそう言われても、梅本さんは、「せっかく走るんやから、そうやって走らんと、オモシロないでしょ?」と、方針変更のきざしはまったくなさそう。

 

 豪快さはそのままに、タイムを縮めていくのが今後の課題と言えそうです。 

 


  全日本ダートトライアル選手権 第4戦 Hokkaido Dirt Special in Sunagawa


5月29日 オートスポーツランドスナガワ(北海道)/晴れ、路面ドライ

 

大竹公二インプレッサ、まだまだ復活途上ながら、とりあえずSA2クラス5位入賞

林宏明選手は1本目N3クラスベストタイムで本人もビックリ!

 

  開幕戦の公式練習で大クラッシュした大竹公二さんがその後どうなったかというと、すぐ新車を購入して第2戦に間に合わせたものの、後遺症でドライビングはドン底。第3戦では競技人生自己ダントツ最下位の結果を記録し、第4戦からは激戦のN3クラスを避け、SAクラスに転向することにした。

 

 土曜日の公式練習ではビリのタイム。日曜日の本番も1本目は15台中9位とまったく奮わない。経過を報告してきた電話に、西尾は「とりあえずクルマを壊さんと帰って来て」とだけ答えた。それがどう効いたのかわからないが、2本目には一応タイムを更新して5位に入賞し、ポイントゲット。クルマもまったくダメージなく無事に済んだ。この調子で徐々にペースをあげていってほしいものです。

 

 いっぽう、ニシオガレージ製競技車に乗っているわけではないが、西尾雄次郎のドライビングを目指す札幌の林宏明さんは、激戦のN3クラスで1本目にベストタイムを記録し、本人もビックリ。なにしろ名だたる強豪を含めた30台もの中での1位なのだから。

 

 しかし「全日本初優勝」が目の前にチラついたか、2本目はガチガチに緊張してしまい、最終的には13位で終わった。とはいえベストタイムという経験はとてもいい財産になったはず。もし次に同じ状況に立ったときは、もう少し落ち着いて走れるだろう。林選手の今後に期待しよう。

 


  全日本ジムカーナ選手権 第3戦 SUGO All Japan Gymkhana


5月22日 スポーツランドSUGO 国際カートコース(宮城県)/晴れ のち曇り、路面ドライ

 

関弘毅インテグラがまたもや公開練習ベストタイム!しかし結果は・・・

「公開練習男」というあだ名をつけられて苦笑い

 

  「優勝できる実力は充分ある 」と西尾も認めるのに、本番にめっぽう弱い関弘毅さん。去年からニシオガレージがサスペンションセッティングをするようになると、全日本ジムカーナ・鈴鹿ラウンドの金曜日フリー走行でぶっちぎりのベストタイムを記録し、全日本上位常連のトップドライバーたちに「追いつける気がしない」とまで言わしめた。 土曜日の公開練習は本番用タイヤを温存して練習用のタレたタイヤで走ったがそれでも4位。ところが本番ではすっかり萎縮してしまい、 前2日間の出来事がまるでウソのようにノーポイントに終ってしまった。

 

  今年もインテグラで全日本のうち近畿周辺のイベントのみスポット参戦する計画をたてたが、開幕戦の名阪ラウンドは申込台数が多すぎて、昨年ノーポイントの関さんは不受理。そこで、少々遠いが今回は宮城県まで足を延ばした。

 

 土曜日の公式公開練習1本目。昨年の鈴鹿の公開練習タイムがフロックでなかったことを証明するかのように、さっそくベストタイムを記録。 しかもゼッケン1の出走であったため、最初から最後まで「ベストタイムは依然として関弘毅」と繰り返しアナウンスしてもらい、非常に気分が良かったとか。

 

 これで余裕ができ、2本目はタイムを出すことよりも別のセッティングを試すことに主眼を置いたそうだが、それでも3位。その経過を椎葉村でのラリーサービスの合間に電話で聞いた西尾は、「本番はもう何も考えずに気分よく走るだけでいい、それで絶対に大丈夫」とアドバイスしたのだが ・・・。

 

  迎えた日曜日の本番。なんと1本目はパイロンタッチをしてしまい、ペナルティを示すイエローフラッグに走行途中で気付いたため、その後はタイヤを温存して攻めずに走った。それでもパイロンタッチのペナルティを除けば7位のタイムで、今日こそ上位入賞はまちがいない、と思われた。しかし、2本目をスタートすると路面にグリップ感がないことに焦り、すっかりリズムを崩してしまった。これは、1本目の改造車クラスの走行によって路面にラバーがこびりついた状態であったためらしく、N1クラスとN2クラスの前半スタートの車両がこの影響をもろに受けたようだ。

 

 こうして関さんは今回もまたノーポイントに終った。そして、出場すれば公開練習では大活躍、という事実によって、いつのまにやら「公開練習男」というニックネームまでつけられてしまった。「ありがたくないニックネーム」と本人は苦笑するが、「まったく初めて走るコースでベストタイムをとれたことはすごく自信になったし、全日本トップドライバーの方々に自分のタイムを気にしてもらえるのも、すごく嬉しい」と前向きに捉える。

 

 たしかに、そう呼ばれるということは、その存在と実力を認められたということ。「公開練習男」が本番で真価を発揮できる日も、そう遠くはないだろう。

 


  全日本ラリー選手権四輪駆動部門第1戦ひえつき<オープンクラス>


5月21−22日 宮崎県椎葉村/晴れ一時雨、路面ドライ一部ウェット

 

松岡孝典・木村裕介組が旧西尾雄次郎インプレッサでオープンクラス優勝!

 

 全日本の華・Cクラスでは平林織部がデビュー戦にして素晴らしいパフォーマンスを披露したが、いっぽう、選手権ポイント対象外のオープンクラスでは、西尾雄次郎が昨年の最終戦を闘ったインプレッサで、関西若手芸人コンビ、じゃなくて関西若手ラリーストが優勝した。

 

 ドライバーの松岡孝典くんは、大学生のときにニシオガレージの練習会に参加して以来、ときどき西尾にアドバイスを求めていたが、就職して1年たち、多少余裕もできたのか、関東の地区戦に出るべきか、全日本二駆に出るべきかと相談をもちかけた。(全日本四駆に出るには実力と資金がかなり足りないと思ったのだろう。)これに対し西尾は、全日本四駆イベントに付属して設定されるポイント対象外クラスに参加することを勧めた。             

 

 ポイント対象外クラスといえども、全日本と同じコースを走れるため今後の本格参戦の予習にもなり、また、全日本Cクラスのトップレベルと自分がどれだけ差があるのか、ダイレクトに知ることができる。地区戦よりはるかに多くのSSを走れて、エントリーフィーは あまり変わらない(全日本四駆選手権部門のほぼ半額)。全日本でポイントを取れる見込みのない人には、おススメのクラスだ。

 

 今回の「ひえつき」で、西尾は、久しく完走のない松岡くんに「絶対完走」という至上命令を出したが、内心きっと壊すだろうと覚悟していた。ラリーが始まると、予想以上に松岡くんのタイムが良く、Cクラスでも常に15番前後にいる。西尾は速報の掲示板に向かって、「何を考えてるんや!速すぎる!もっと抑えんか!」とブツクサ言っていたが、まるでその言葉が耳に届いているように、松岡くんはサービスに戻る途上、「西尾さんに怒られる・・・」とビビッていたらしい。

 

 といっても、西尾は「ベタ抑えで走って完走しろ」と言っているのではない。それでは競技に出る意味がない。西尾が言うのは、自分の限界になるべく近いところで攻めつつ、自分の限界を常に意識してそれを踏みはずすことのないようにしろ、ということだ。松岡くんはSS3でほんの一瞬だがノーコントロール状態になり、ガードレールに軽くヒットしてしまった。それを自分でわかっているから、「西尾さんに怒られる」とビビっていたのであり、西尾はタイムの表示を見ながら、 松岡くんが気持ちよく走るあまりつい限界を越えてしまうのではないかとハラハラしていたのである。

 

 松岡くんはそれ以後クルマにダメージを与えることもなく、とりあえずの目標である完走は果たしたが、最終セクションは完走を意識しすぎたのかペースが大幅に落ちてしまった。SS合計タイムはCクラス13位に相当するなかなかのものだったが、厳しい西尾カントクは、「最後は落としすぎや、あれではいかん」と苦言を呈していた。やれやれ、なかなか褒めてもらえませんな。

 

 第2戦東京ラリーも松岡・木村組は選手権対象外クラスで参戦の予定。次回もまた、攻めつつ着実に走りきることを目標に、頑張りましょう! (写真左:Dr.松岡孝典、右:Co-dr.木村裕介)

 

 


  JMRC近畿 ジムカーナ ミドルシリーズ第3戦


5月15日 姫路セントラルパーク第5駐車場(兵庫県)/晴れ、路面ドライ

 

生田輝明さんがインプレッサGC8(N4)でミドル戦今季2度目の2位!

 

  第2戦は「フリーターン」に失敗して手ぶらで帰って来た生田くん。5月8日の「ドライバーを一皮剥くぞ」練習会で は早速コースに「フリーターン」が設定され、その対策もばっちり。最後に今回に備えて用意した16インチタイヤを試しに1度だけ履いてみたところ、まったく違和感もなく気持ちよく走れた。しかもタイムは練習会のベテラン講師陣のタイムをもしのぐ当日のオーバーオールベスト。その走りができれば、ミドル戦優勝も夢ではないと、まわりからさんざんハッパをかけられても、本人はいつものシブい顔を崩さなかった。しかし心の中は・・・?

 

 いよいよ本番。1本目は省略しますが、2本目の走りは、本人によればこんな感じだったとか。「最初のスラロームは、安全策?で1本目より少し大きく回りましたが、そつなく?こなし、180°ターンへ。オーバーすることなく、理想に近いラインで、中間セクションを走り、鋭角コーナを一生懸命ハンドル回し、問題の360°ターン。リヤが流れたのを確認して、アクセル全開!ちょっと大回り気味だが、なんとからしい格好に。そしてゴール。」

 

 姫路マイスターと呼ばれている人には及ばなかったらしいが、2位で表彰台へ。次こそは、真ん中をめざして、いざ練習!

<写真提供は、榎本康人さん(TSCO)です。>

                         


  全日本ダートトライアル選手権第1戦 大誠テクノカップ TRIAL OF JAPAN


3月20日 プラザ阪下(大阪府)/晴れ、路面ドライ

 ニシオガレージインプ軍団にとっては厄日?

 

 今回は優勝候補の大竹公二さんのクラッシュを筆頭に、ニシオガレージインプレッサ軍団はそろってサエなかった。しかしまあ、たまにはこんなこともあるでしょう。次回に引きずらないよう、切り替えていきましょう!

 

  大竹さんにダブルエントリー車を提供した梅本雅信さんは、初めての全日本でまずまずの結果を残したとはいっても、2本目にコースアウトせずにちゃんと走っていたらもっと・・・と、これも残念。

<写真は梅本さんのインプで走る大竹さん>

 

 一方、ランサーで北海道から参戦の林宏明さんは、西尾雄次郎のコースクリアビデオでイメトレを重ね、満を持して大阪にやって来たのに、大竹さんの残骸を見て「すっかりビビリモードに入ってしまった」(サービスクルー渡辺潤談)。2回目はタイムを縮め、西尾には「よくアクセルを踏んでいた」と褒められたが、北海道への帰路はずっとサービスクルーに説教され続けたらしい。厳しいサービスクルーのおかげで、 今回もまた実り多い大阪遠征になったことでしょう。

 


  JMRC近畿 ジムカーナ ミドルシリーズ第1戦


3月13日 名阪スポーツランドCコース(奈良県)/雪のち曇り、路面ドライ

 

生田輝明さんがN4クラス2位、ミドル戦初の表彰台に立つ!

姫路シリーズ開幕戦優勝に続いて絶好調!?

 

 去年はSAクラスに出場していたが、今年は同じGC8をNクラス仕様に変更した生田輝明さん。去年は姫路セントラルパークシリーズで惜しくもチャンピオンを逃し、今年はその目的達成のために、ミドル戦は勉強の場として何戦か挑戦したい、と話していた。

 

 しかし、2月27日に行われた姫路シリーズ第1戦では、Nクラスが不成立。そのため改造範囲の広いBクラスに入れられたが、そこで思いがけず優勝してしまった。

 

 姫路シリーズは今後もNクラス成立が難しそうだし、ミドルシリーズ開幕戦でも2位という好結果だったので、目標を変更して、これからはミドル戦での入賞と、ニシオガレージカップのシリーズ優勝を めざすとか。注目しましょう!

 

 

 

 

 

 

<これは練習会でパイロンを吹っ飛ばして名誉の負傷(クルマが)を負ったときの記念写真だそうです。>

 


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