NISHIO GARAGE


Release 2000         

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2000  Vol. 1


全日本ラリー選手権四駆部門第1戦 The Snow in Hokkaido

 

スノーマイスター西尾、冬の北海道5連覇

ライバル達が次々脱落する中、雪を知り尽くしたドライビングに王座は揺るがず

 

 2000年の全日本選手権は北海道で幕を開けた。このラリー4連覇中の西尾が連勝記録を伸ばすか、それとも「雪壁走法」を修得してきた奴田原文雄、石田正史あるいは勝田範彦、綾部美津雄らがこれにストップをかけるか、焦点はここに絞られた。

  しかし、ラリーは思いがけない展開となる。暖冬のために雪が少なかった旭川だが、ラリー数日前に大雪が降り、コース脇の雪壁の高さは充分に見えた。しかしこの雪壁は柔らかく、コーナーリングに使えるようなものではない。雪を熟知する西尾は、この壁に近づけばスタックは必至と見て、極力避ける戦法を取ることにした。

 いっぽうこの罠にはまったのが2号車の勝田で、SS1でいきなりスタック。さらに4号車奴田原、5号車綾部も同SSでスタック。この3台は最遅タイムプラス60秒を与えられ、ラリーは続行できたがすでに勝負から脱落した。

 

 スタック車続出のために何度も走り直しが行われたSS1は道が荒れ、後続はとても好タイムが望めない。6号車石田正史も相次ぐスタックに気が萎えたかSS1は不発、さらにSS2スナガワでも本来の走りができず、この2本を終えた時点で、トップの西尾に28秒もの差を付けられてしまった。

 林道では新雪の路肩と壁に足元をすくわれ、特設コースではラリー前の練習走行でピカピカに磨かれたアイスバーンでスピンやコースアウトが続出という難しいコンディション。その中で、西尾は2位との差を視野にいれつつ着実に走り切ることだけを心がけた。誰よりも雪をよく知る彼であればこそ、手にすることができた勝利と言えるだろう。

 

Cクラス競技結果(出走17台、完走15台)

順位 クルー 車両 タイヤ 合計タイム
1位 西尾雄次郎/山口顕子 インプレッサ FK 27:21
2位 石田正史/秋田憲吾 ランサー DL 27:30
3位 星野博/高橋浩子 インプレッサ BS 27:58
4位 田中伸幸/佐藤 インプレッサ BS 27:58
5位 鎌田卓麻/島津雅彦 ランサー FK 28:21
6位 奴田原文雄/小田切順之 ランサー YH 28:54

 

Date  2000年1月15日
Place  北海道旭川市およびその周辺
Data  SS総距離 28.29km(一部キャンセル)