NISHIO GARAGE


Release 2001         

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2001  Vol. 11 issued Aug. 6


全日本ダートトライアル選手権第6戦 北海道ダートスペシャル・イン・スナガワ

 

北村、満を持しての逆転勝利

〜 今季2勝目でシリーズチャンピオンの可能性を残す 〜

 

  

北海道らしい豪快なコースレイアウトで知られるオートスポーツランドスナガワでは、北村 は98年から3連勝と相性がいい。今年はチャンピオン争いで一歩遅れをとっているが、見る者の魂を揺さぶるような走りは健在。黙っていても、いつか必ずそれが成績となって表れる日が来ると、ファンの人たちは信じて待っていてくれたにちがいない。そして、その日がやってきた。

 

直前のシリーズポイントは4位で、1位とはすでに26点の差がついている。しかし、北村 はそんな状況への焦りなど微塵もうかがわせず、「自分のすべきことをするだけ」とでもいうように落ち着いていた。

 

実は、北海道に出発する直前、ニシオガレージホームページに寄せられたファンからのメッセージへの返事を北村 に聞いた。そのメッセージに触れられていた前戦丸和でのイベント運営方法について、北村 は、自身もさまざまな面で不満があると認めながらも、「負けたから文句を言うと思われたくないので、今はそれについては言わない」と答えた。そして、「どんな状況でも、勝つために全力を尽くすことが自分の仕事」とも付け加えた。

 

大会前日の公式練習の1本目でベストタイムを記録すると、2本目はタイムよりもコース状況や走り方の確認に注意を傾けた。そして本番の第1ヒート。1本走行するに足るだけのガソリンを積んで出走した北村 インプレッサは、ゴール直前でまさかのガス欠症状を出し、タイムは11位と低迷。しかし、表面の砂が飛んで路面のグリップが上がった2本目こそが勝負になるのは最初からわかっている。昨日の公式練習で、マシンの仕上がりも自分の調子もきっちり確認した。あとはそれらすべてを信じて全力で走るだけだ。

 

 そして向かえた第2ヒート。最終走者北村 が、それまでのベストタイム更新。まさに、満を持しての逆転勝利だった。

 

残るはあと2戦。1位とのポイント差は21と大きいが、有効ポイント制のもとでは北村 にもまだまだ自力優勝のチャンスがある。得意コースのタカタ、門前での激走は必至だ。全日本ダートラは、これからが面白い。


A4クラス競技結果

順位 ドライバー 車両 タイヤ 決勝タイム
1位 北村和浩 インプレッサGDB FK 1:38.195
2位 炭山裕矢 ランサーEvo.6 BS 1:38.634
3位 中村英一 ランサーEvo.6 DL 1:38.826
4位 小林照明 ランサーEvo.6 BS 1:38.872
5位 荒井信介 ランサーEvo.6 YH 1:39.090
6位 吉村 修 ランサーEvo.6 DL 1:39.451

 

Date  2001年8月5日
Place

北海道砂川市・オートスポーツランドスナガワ

Data  晴れ/路面ドライ