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Release 2001         

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2001  Vol. 13 issued Sept. 18


全日本ダートトライアル選手権第7戦 モンテカルロカップダートトライアル・イン・広島

 

北村のドリフトにファンが大歓声

〜 しかしタイムはいまひとつで、4年連続のタイトル獲得は成らず 〜

 

 

今年は出足でつまずいたものの、第4戦、第6戦の勝利で連続タイトル獲得への望みをつないだチャンプ北村和浩。ここ広島は北村の得意コースなだけに、周囲の期待はいやがうえにも高ま っている。土曜日の公開練習が始まったときには、大雨洪水警報も出ていたほどの土砂降りだったらしいが、間もなくその雨も上がり、日曜日は快晴のダートラ日和となった。

 

ところが、第1ヒートの北村は、いったい何があったのか心配するほど 精彩のない走りで10位と低迷。現場に詰めていたチューナーの西尾が北村 に話を聞いてみたが、原因らしい原因が思い当たらない。高速のコースレイアウトに合わせて今回はリップスポイラーを装着してきたが、そのために生じたクルマの動きの微妙な変化にドライバーが戸惑い、アクセルを踏めなかったのかもしれない。

 

そこで第2ヒートではリップスポイラーを取り外し、先日ここでテストをしたときと全く同じ状態にクルマを戻してみた。しかし、北村の調子はとうとう元には戻らなかった。

 

この日は朝からドライで、第2ヒートになるとレコードラインは完全に砂が飛んで黒いタイヤ痕がくっきり残る状態。それでもモンテカルロコーナーに横っ飛びで入っていく北村に、ファンはこの日一番の大歓声をあげた。

 

競技のほうは、前日の公開練習時からブッチギリのタイムを出していた荒井信介が、本番も快走して優勝。炭山裕矢が荒井に肉薄するタイムで2位を得て、初のシリーズタイトルに王手をかけた。

 

主催者によれば、開催日が小学校の運動会と重なったため、昨年に比べて観客はかなり減ったというが、地元新聞には観客数3,000人と報道された。シリーズの他のイベントが客足の減少に悩むなか、ここ広島では、施設の改善や告知など、観客増加への関係者の努力が一定の成果をあげているようだ。

 

これで北村 の4年連続タイトル獲得の夢は消えてしまったが、もう一度あの素晴らしい走りを見たいと願う人たちは多い。最終戦の門前ではその期待にこたえるべく、北村 と西尾は早くも準備を始めた。3週間は長いようで短い。

 


A4クラス競技結果(出走34台)

順位 ドライバー 車両 タイヤ 決勝タイム
1位 荒井信介 ランサーEvo.6 YH 1:54.15
2位 炭山裕矢 ランサーEvo.6 BS 1:54.54
3位 屋代博美 ランサーEvo.6 BS 1:55.08
4位 山下公男 インプレッサGC8 BS 1:56.08
5位 小林照明 ランサーEvo.6 BS 1:56.29
6位 吉村 修 ランサーEvo.6 DL 1:56.36
10位 北村和浩 インプレッサGDB FK 1:56.94

 

Date  2001年9月16日
Place

広島県高宮町・テクニックステージタカタ

Data  晴れ/路面ドライ