NISHIO GARAGE


Release 2001         

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2001  Vol. 14 issued Oct. 9


全日本ダートトライアル選手権第8戦 ダートスプリント・イン・門前

 

チャンプ北村、最多勝利で面目躍如

〜 ニシオガレージの新鋭・阪田巌彦が2000年北村車で4位入賞 〜

 

 

世紀をまたにかけた4年連続A4クラス制覇の夢は3週間前の広島で消えたが、ディフェンディグチャンピオン北村 和浩は、常に勝つことを期待されている自分の役割をじゅうぶん知っていた。2001年のシリーズ最終戦、北村 はみごとその期待にこたえ、優勝で締めくくった。

 

今回は前日の公開練習もなく、コースを走るのは当日のみ。北村 は朝に路面を見たとき、「今日は1本目で勝負が決まる」という直感めいたものを感じたという。メカニックとしてサポートする西尾によれば、昨年のようにケミコンで固めた路面ではなく、大量の砂利を入れて徹底的に踏み固めたような路面で、「砂利が飛んだ後の2本目が勝負」と考えたドライバーも多かったようだ。

 

完全ドライでしかも砂利が多い。まさにファルケンのRS−02Dにぴったりの路面。北村 はこの1本に勝負を賭けるべく精神集中を高めた。そして狙いどおりのベストタイム。さらに、昨年の北村 車を駆る新鋭・阪田巌彦も、同じくRS−02Dを履いて3位につけた。

 

第2ヒートは多くのドライバーが期待したように砂利が飛び、いわゆる超硬質ダート用タイヤの出番となった。しかし、北村 が渾身のアタックで出した1本目のタイムを、誰も上回ることはできなかった。阪田は0.15秒差で山下に抜かれて4位となったが、2本目も3位のタイムを出して安定した実力をアピール。西尾は、「たいしたもんや」と若手の成長に目を細めた。

 

1年の締めくくりは、北村 の優勝コメントで。「チャンピオンは取れなかったけど、きっちり最後に優勝できてほっとしている。自分なりに納得・・・はできないけど、最多勝の3勝をあげることができたから、一応面目は保てたかな。中部は地元で、応援してくれてる人も多いから、その人たちの目の前で優勝できたことも嬉しい。」 3勝をあげながらシリーズ制覇を逃した悔しさがその言葉ににじみ出るが、この気持ちが来年の活躍につながると信じよう。

 

ところで、北村 はさらにこう付け加えた。「僕が勝ったら、西尾さんにもいい刺激になるかな、と思ったけど、本当にそうなってほしいね。次は是が非でも勝ってもらわんと。」 もちろん、これはあと2週間後に迫った全日本ラリー最終戦ハイランドマスターズのこと。今年最後の勝負に向けて、みんなのそういう気持ちが西尾にとっては何より心強いだろう。

 


A4クラス競技結果(出走34台)

順位 ドライバー 車両 タイヤ 決勝タイム
1位 北村和浩 インプレッサGDB FK 1:35.647
2位 荒井信介 ランサーEvo.7 YH 1:35.746
3位 山下公男 インプレッサGC8 BS 1:36.396
4位 阪田巌彦 インプレッサGC8 FK 1:36.509
5位 小林照明 ランサーEvo.6 BS 1:36.595
6位 吉村 修 ランサーEvo.6 DL 1:36.753

 

Date  2001年10月7日
Place

石川県門前町・門前町モータースポーツ公園

Data  晴れ/路面ドライ