NISHIO GARAGE


Release 2002     

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2002  Vol. 6 issued July 8


全日本ラリー選手権四駆部門第4戦 ノースアタックラリー

 

そして、誰もいなくなった・・・

〜 入賞常連ドライバーたちがことごとくリタイヤ 〜

 

 

シードドライバーであり申込み時点でポイントリーダーの西尾雄次郎を主催者が「参加拒否」するという事件で始まった今年のノースアタックラリーは、35台の参加を集めて予定通り7月6日に 競技がスタート。その展開も、レグ1が終わるまでに上位入賞の常連メンバーがことごとく姿を消すという味気ないものとなった。

まず波乱はいきなりSS1から始まる。スタートから1.2km地点の穴に先頭出走の石田正史が4速全開で落ち、ロワアームを破損してあっけなくリタイヤ。ラリーは奴田原がリードし、以下、鎌田、木戸、小西、大庭が続く。この上位の顔ぶれも、奴田原を除けば、いつもと全くちがうメンバーだ。

だが大庭はオーバー(大庭)ペースだったのか(?)、SS3でリタイヤ。そしてSS4では田口がドライブシャフト破損で、SS5では勝田がコースアウトでリタイヤ。さらに、SS7では綾部Bがコースオフしてスタック、そしてSS9ではとうとう奴田原までもがエンジントラブルで消えた。

西尾を欠き、第2戦の勝者・松井もエントリーしていない今回のラリー。上位入賞常連の実力者たちのうち何人かが消えるのはラリーの常だが、これほどみんなが揃っていなくなるというのは全日本ラリー始まって以来のことかもしれない。

こうして、優勝争いは小西VS鎌田という「ラリー界の帰国子女(?)」同士の一騎打ちとなったが、昨年後半から徐々に確実性を増してきた小西が精神的にも一歩リードしていたようだ。鎌田はレグ2最初のSS10でスピンして自滅。小西が落ち着いてその差を守りきり、全日本ラリー初優勝を飾った。

 結果だけ見れば、1位小西、2位鎌田、3位柳沢と、あたかも世代交代したかのように見える。本当にそうであれば素晴らしいのだが、実はちがうというのがちょっと残念。しかし、これを一つのきっかけとして彼らがぐっと成長してくれれば、日本のラリーはこれからもっと面白くなるだろう。

ファンの皆さんへ、お礼とお断わり

 今回のラリーへの参加を拒否されたことを、ニシオガレージHPにて報告したところ、たくさんの皆さんからメールをいただきました。そのほとんどの方が、このような事態に至った理由を敏感に察知しておられ、また、これについて私たちと同じ考えを持っておられたことを、たいへん嬉しく思っています。

 

 ただ、いつもは皆さんからのメッセージをホームページで公開していますが、今回に限っては公開を控えさせていただきますことをご了承ください。メールをくださった方々には、その理由についてもお察しいただけることと思います。

 

 今後とも応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

Cクラス競技結果(出走20台、完走11台)

順位 クルー 車両 タイヤ 合計タイム
1位 小西重幸/佐藤忠宜 インプレッサ DL 58:25.7
2位 鎌田卓麻/晝田満彦 ランサーEvo7 YK 58:25.7
3位 柳沢宏至/美細津正 インプレッサ YK 58:25.7
4位 石田雅之/澤田茂 ランサーEvo7 BS 58:25.7
5位 木戸達三/伊勢谷 ランサーEvo7 DL 58:25.7
6位 星野博/石田裕一 ランサーEvo7 BS 58:25.7

 

Date

 2002年7月6-7日

Place

 北海道夕張市 ・石炭の歴史村 スタート&フィニッシュ

Data

 路面:グラベル

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