NISHIO GARAGE


Release 2003         

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2003 Vol. 4


JAF北海道地区ラリー選手権第2戦 Ezo Endless Rally

 

渡辺潤が全SSを制覇、ぶっちぎり2連勝

〜「今回は、勝つことよりもタイムを出せ」という西尾の言葉に見事に応えた〜

 

 

JAF北海道地区選手権開幕戦で、長年のリタイヤ癖を克服してとうとう優勝した渡辺潤くん(Release 2003 Vol. 2参照)。毎日新聞北海道版にも載り、「悪いことしなくても新聞に載せてもらえるんだね」と親を喜ばせたばかり。初優勝の2週間後は、全日本ラリー開幕戦で西尾雄次郎のサービスに徹したが、そのまた2週間後に、早くも2勝目をあげることになった。

 

西尾が開幕戦で履いた市販ポテンザ320Rを譲り受けたので、今回のラリーは前回よりもかなり山のあるタイヤで走れる。それに、前回はショックアブソーバーもほとんどへたりきっていたが、今回は西尾の中古(舗装用だが)を拝借した。全日本戦開幕前に4日間、西尾と一緒に練習し、「雪壁走法」の達人ならではの的確なアドバイスを得て、前回よりもさらに走りは磨かれていたはず。

 

 ジュンくんの雪道での実力をよく知る西尾は、「もう優勝は経験したから、今度は勝つことよりもタイムを出す走りをせい。リタイヤしてもええから、ぶっちぎるつもりで走ってこい!」とハッパをかけた。

 

 それに見事に応えたジュンくん。行われた6本のSSですべてベストタイムを奪う完全優勝。しかも、たった6本走って2位との差はほぼ1分と、まさにぶっちぎり。この知らせに西尾も、「やりよったな」と相好を崩した。「西尾さんには本当にお世話になっているので、それに応えることができて、ほっとしています。ライバルの尼子も、『参った!』と言ってました。もう、メチャクチャ気持ちいいです!」とジュンくんはメールでコメントをくれた。

 

 今年からジュンくんとコンビを組むコドライバーの後藤享くんによれば、「今回のラリーは、1戦目とは違って自信を持って走ってたようです。横に乗っていても、いい走りしてるなって感じました」とのこと。しかし、こうも言う。「つまらないリタイア癖は消えたと思うんですけど、問題は夏です。本人も、冬のような絶対的な自信はないようです。舗装はそこそこいけるみたいなんですが・・・」

 

「何とかチャンピオンを取らせてやりたい」と言う後藤くん。それが実現するかどうかは、ジュンくんのみならず、後藤くん自身にもかかっている。二人で力を合わせて、素晴らしい明日をつかんでほしい。