NISHIO GARAGE


Release 2003         

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2003 Vol. 7


全日本ラリー選手権四駆部門第2戦 MCA BARU

 

西尾、攻めあぐねるも着実に3位獲得

〜50ポイントを加えてシリーズトップに浮上〜

 

 

いよいよドライイベントの火蓋が切られるシリーズ第2戦。本格的な勝負はここから、とでも言うように、開幕戦を見送ったドライバーたちがずらりと顔を揃えた。

 

Team 5zigen Rally Missionからは西尾雄次郎に加えて清井克紀が、アドバンピアーラリーチームからは奴田原文雄と田口幸宏、東京スバルラリーチームから鎌田卓麻が参戦。また、昨年、スズキスポーツでジュニアWRCを転戦した丹羽和彦が、プライベート体制ながらインプレッサを駆って出場する。

 

金曜日からの雨と霧は土曜日の朝も残ったが、ラリースタートまであと1時間という頃になると、予報どおり天気は回復した。空は晴れ、陽射しは暖かく、草原を渡る風はすがすがしい。まさにラリーをするにも観るにも、絶好の日和となった。

 

午後1時31分に九重森林公園スキー場をスタートしたラリー車は、SS1山中牧野に挑む。ここでトップを奪ったのは昨年の覇者・勝田範彦。そのわずか0.1秒差で福永修が続く。西尾はトップから1.9秒落ちの5位と出遅れた。このラリーは、オートポリスメインコースを除けばすべてのSSが1.4km2km程度の超スプリントイベント。長いSSに慣れてしまったのか、西尾はショートSSのリズムをつかめず小さなミスを重ねる。一方、勝田と福永は他を圧倒するタイムで熾烈な首位争いを繰り広げた。

 

SS2から3連続ベストタイムを奪った福永を先頭に、SS5から舞台はオートポリスに移動。ここの6本のSSで奴田原がスパートし、一気にトップに躍り出た。だが西尾のほうは得意なはずのオートポリスでも復調せず、上位3人からは離されるばかり。それでも、霧に包まれたメインコースを気迫で攻め、後続のドライバーたちを振りきって4位の座を確実なものにしていった。

 

オートポリスを終えて林道に戻ると、再び勝田、福永のベストタイムの応酬が始まった。奴田原は首位の座を勝田に明け渡したが、3つどもえの戦いはますます白熱の度を増す。そして残るSSもあと3本となったとき、ついにその一角が崩れた。福永のエンジンがSS途中で突然ストップし、万事休す。次のSSでは奴田原が痛恨のタイヤバーストで大きく後退した。これでほぼ優勝を手中にした勝田だが、最後まで攻めの姿勢を貫いて、このラリー3連勝を遂げた。

 

なお、Team 5zigenのセカンドドライバー・清井は、チームとしての初ラリーで10位入賞とまずまず。清井の前後には、9位にチームアヤベの木戸達三、11位にキャロッセの炭山裕矢、12位に鎌田卓麻と、次代を担う若手ドライバーたちが並んだ。清井はSS8で5位のタイムを出すなど速さを発揮したが、舗装よりもダートを得意とするだけに、次戦「ひえつき」での戦いぶりが楽しみだ。西尾と二人で大暴れしてくれることを期待しよう。

 

Photo Album

 

Cクラス競技結果(完走14台/出走16台):

順位 クルー 車両 タイヤ 合計タイム 1位との差(秒)
1位 勝田範彦/北田稔 インプレッサ DL 27:02.6 --
2位 奴田原文雄/小田切順之 ランサー YK 27:19.2 +16.6
3位 西尾雄次郎/山口顕子 インプレッサ BS 27:33.3 +30.7
4位 田口幸宏/田口雅生 ランサー YK 27:44.7 +42.1
5位 柳沢宏至/美細津正 インプレッサ YK 27:46.4 +43.8
6位 石田正史/宮城孝仁 ランサー DL 27:54.5 +51.9

 

Date  2003年4月12-13日大分県久住町・久住高原スタート&フィニッシュ
Data  SS総距離 42.12km(アスファルト舗装、コンクリート簡易舗装)
Weather  天候:晴れ 気温:10〜18℃