NISHIO GARAGE


Release 2005      

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2005  Vol. 11 issued Oct. 25


全日本ラリー選手権四駆部門第5戦 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ

 

雪に視界を奪われ後退、7位でフィニッシュ

〜 全日本ラリー挑戦1年目はシリーズランキング6位で終了 〜

  全日本ラリー選手権四駆部門シリーズ最終戦は、錦秋の飛騨高山路を舞台とするM.C.S.C.ハイランドマスターズ。北アルプスに連なる山岳路は、急勾配のうえ岩盤に覆われ、容赦なくクルマを痛めつけることで知られている。

この過酷なグラベルロードに、今年は総延長約80kmのSSが用意された。そのすべてが過去何年にもわたって使われ、平林織部以外のCクラス上位ドライバーにとっては走り慣れた道だ。大きなハンデをかかえたオリブが、どこまで食いついていけるかが注目された。 

ラリーはまず1.18kmのギャラリーステージと18.96kmの八本原のループを2周する。1周目はさすがに歯が立たず9位と出遅れたオリブだが、2周目は5番手タイムでまとめ、7位に浮上。6位福永修との差もわずか4.9秒とすでに射程内だ。ラリースタート直後から雨が降り出し、ウェット路面に足をすくわれるクルーも多い。1回目の八本原でベストタイムを奪った勝田範彦も、2回目の八本原で戦列を去っていた。

 サービスでランプポッドを装着して、ラリー車はナイトステージに向かう。青屋林道下りのSS5では、初めて走るうえに慣れない夜間走行で福永との差は7.8秒に広がってしまったが、同じ道を上るSS6では4位に食い込み、福永との差は再び縮まって4.3秒に。2位を走っていた鎌田卓麻がコースアウトしたため、順位は6位に上がった。残るSSは約30kmで、八本原を最初と逆向きに2周する。1周目はともかく、2周目では大幅にタイム短縮が期待できる。少なくとも5位は確実と思えた。

 しかし、八本原逆走の1周目が終了する頃、思いがけない連絡がサービスパークの西尾雄次郎に届いた。SS7で激しい雪に見舞われ、ステージタイムはトップから1分近くも遅れたという。しかも残りのSSはすべてキャンセルされ、その時点でラリーは終了したというのだ。

クルーによれば、雪で視界が極端に悪くなったためランプポッドを消してロービームで走行せざるを得なくなったが、雪が弱くなったと見てランプポッドを再点灯したところ、レンズに付着した雪のために点灯しても真っ暗で、仕方なく最後までロービームで走行したとのこと。たとえ点灯した瞬間は暗くても、しばらくガマンしてそのまま点灯し続ければ、ランプの熱で付着した雪もすぐに溶けたであろうに、と西尾は歯がゆく思ったが、あとの祭りだ。 

0.2秒という僅差でオリブはなんとか7位に踏みとどまり、全日本ラリー挑戦1年目でシリーズ6位入賞も達成した。しかしこの結果は、その実力からすれば甚だ物足りないものと言えよう。来年の奮起を期待したい。

 

Cクラス競技結果(完走16台/出走26台)

順位

クルー

車両

タイヤ

Total

Diff.

1位

奴田原文雄/小田切順之

ランサー

YK

58:34.7

00:00.0

2位

田口幸宏/佐藤忠宜

ランサー

YK

58:55.7 00:21.0

3位

綾部美津雄/市野諮

インプレッサ

DL

58:57.9 00:23.2

4位

石田雅之/澤田茂

ランサー

BS

59:25.8 00:51.1

5位

福永修/奥村久継

ランサー

DL

59:26.7 00:52.0

6位

炭山裕矢/沼尾敬康

インプレッサ

YK

1:00:10.6 01:35.9
7位 平林織部/晝田満彦 インプレッサ

DL

1:00:21.0 01:46.3

 

Date

2005年10月22-23日

Place

岐阜県高山市・ ほおのき平スキー場 スタート&フィニッシュ

Data

SS7本、SS総距離 63.59km (降雪のため3本、17.57kmをキャンセル)