NISHIO GARAGE


Release 2007         

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2007 Vol. 3 issued March 17


ニシオガレージ“Test & Practice II”

 

シーズン本格到来に向けて、最後の調整

 

〜  春爛漫の舞洲で25台が日没まで目いっぱい走行練習、その結果は、これからのお楽しみ 〜

 

 ニシオガレージTest & Practice IIが開かれた3月4日、大阪にはまるで初夏のような陽気が訪れ、絶好の練習日和となった。

 西尾雄次郎が知恵を絞った難度の高いコースに挑戦したのは25台。どこが難しいかというと、普通こういう広い場所では、コースを設定するのにコーナーのイン側にだけコーンを置くのだが、西尾設定コースの場合は、道幅の限られている林道や、最近ジムカーナでもよく使われる常設サーキットの走行を想定して、アウト側も規制している。さらに、コーナリングテクニックやサスペンションセットアップの良否も如実にあらわれるよう工夫されている。

 すでにジムカーナの近畿地区戦が前週に開幕し、他のシリーズも開幕を間近に控えた時期、参加者にとっては、今シーズンに向けて最後の調整の機会だ。

  今回は北村和浩用ラリー車のセッティングやテストはないが、北村自身はこの日も岐阜からやって来て、林道のテストに備えて舗装走行方法の確認をするように何度もコースを走った。もちろん、そのたびに必ず参加者の誰かを助手席に乗せていたのは言うまでもない。

 昼ごろには気温が20℃近くに達し、クルマに乗るのも日向にいるのも暑くてたまらないほど。先月のTest & Practice I のときと同様、「昼休み」は設けず、各自が自由に休憩する予定だったのだが、手作りのカレーに舌鼓を売ったあとはみんなすっかり休憩モードに入り、実際には1時間以上の「昼休み」をとってしまった。

 しかし、少し日が傾くとやけに元気になってきた参加者たち、今度は長すぎた「昼休み」の埋め合わせをするように、ガンガン走り始めた。前回は4時すぎになると自発的にみんな走行をやめて片付け始めたのだが、今回は日没まで目いっぱい走ろうという気迫がありあり。太陽の位置と片付けに要する時間を考慮して、最終ゼッケンの車両が15回目の走行を終えたところで、西尾が閉会を告げた。

 ただ走ることを練習するだけでなく、他の人の走りや車の動きを外から観察したり、助手席から観察したり、また、自分のクルマが、サスペンションやタイヤを変えることによってどう変わるかを実際にいろいろ試してみたり して、クルマのセットアップとテクニックを磨いてほしい、というこの会の狙いが、回を重ねるにつれて参加する人たちに浸透してきたよう 。自分が走っていない時間も、楽しみながら、なおかつ有効に過ごしているように見受けられた。

 ラリーが開幕すると、当分 この会は開催できそうにないのが残念なところ 。もしかしたら、5月末から6月中ごろまでの間に1度できるかもしれないが、それまでは各自の自習期間。次回はさらに成長した姿を見せてもらえれば嬉しい。