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Vol. 4 issued Sept. 28


2010年全日本ラリー選手権第6戦新城ラリー

 

松岡・木村組、雁峰林道は今年も攻略ならず

 

--- 勝田範彦インプレッサが孤高の速さでシリーズチャンピオン獲得に王手 ---

 

 北海道での第5戦から2か月あまりのインターバルを挟み、全日本シリーズ第6戦は9月下旬の開催となった。

 

 今年は9月中旬まで観測史上始まって以来の猛暑が続いたことを思えば、この日程は選手や運営側にとっても幸いだったといえるだろう。

 ラリー1日目の土曜日は快晴で明けたが、林道には前日の雨の影響が少なからず残っているだろうと予想された。高速で道幅の広い約3.8kmのSS1は奴田原文雄エボXが制したが、これはほんの小手調べ。19.4kmのSS2で、事実上ラリーの勝負は決まってしまったようなものだ。

 

 例年、雁峰林道では勝田範彦GRBが圧倒的な強さを見せつけているが、使用区間が変更されておよそ2/3が新コースとなったSS2雁峰北も、勝田の独壇場であることに違いはなかった。奴田原と石田正史エボXがともに苔に足をすくわれてコースアウトする一方、勝田は2位に20秒以上の差をつけてこのSSを制した。石田はここでリタイア。奴田原はなんとか側溝から脱出するも、クラッチトラブルを抱えてSS3に到達することが出来ず、ほどなくリタイアとなった。昨年、雁峰林道でリタイアした松岡孝典GRBは、今年もこの難コースを攻略するには至らず、勝田から1分以上も遅れて上位争いから脱落。結局、総合8位でフィニッシュした。

 恒例のギャラリーステージとなったSS3ほうらいせん4.15kmでは、勝田は杉村哲郎GRBにベストを譲ったが、SS2のリピートとなるSS4を再び大差で制した。この時点で2位高山仁エボVIIとの差は40秒近くに広がり、あとはもう自分との戦いの様相だ。これだけのタイム差を得て、道幅が狭くリスクの高い雁峰林道では大事を取ったか、3度目の雁峰北で勝田はふたたび杉村の後塵を拝して2番手に甘んじた。それでも2位に42秒の差をもってデイ1を折り返した。

 勝田の集中力は最後まで切れず、デイ2に入るとSS6本、約32kmをすべてベストタイムで走りきり、今季4勝目。これで24ポイントを加算してシリーズ得点は172ポイントとなり、2位の奴田原とは50ポイント差に。第7戦ハイランドマスターズで奴田原が優勝しても、勝田が7位以内に入れば早くも勝田のチャンピオン獲得が決定する。
 

Photo Album

 

 

競技結果(完走19台/出走33台)

総合順位

クラス順位

クルー

車両

合計タイム 1位との差

1位

JN4-1位

勝田範彦/足立さやか

インプレッサWRX STi

1:32:31.1

 

2位

JN4-2位

高山仁/広田沙貴子

ランサーエボ VII

1:33:37.0

1:05.9

3位

JN4-3位

杉村哲郎/立久井和子

インプレッサWRX STi 1:33:44.4

1:13.3

4位

JN4-4位

徳尾慶太郎/大庭正爾

ランサーエボ X

1:35:44.3

3:13.2

5位

JN3-1位 眞貝知志/田中直哉 インテグラ 1:36:02.7

3:31.6

6位

JN3-2位

上原利宏/郷右近孝雄

シビック

1:37:29.4

4:58.3

8位 JN4-5位 松岡孝典/木村祐介 インプレッサWRX STi 1:37:47.7 5:16.6

 

Date

2010年9月25〜26日

Weather

晴れ

Place

愛知県新城市・ 県立桜淵公園 スタート&フィニッシュ

Data

SS13本、SS総距離106.06km  ターマック、ドライ一部ウェット

Results

SSごとのタイム、および公式結果は、新城ラリー公式ウェブサイトからアクセスできます。

全SSのタイム一覧表および上位入賞車画像はJRCAホームページからもダウンロードできます。